パソコンで文章を打っていると、誰もが必ず体験するのが 「珍変換」 ですね。
むかし、仕事で、市議会議長の公式行事あいさつ原稿を作っていたことがある。
キーを打ちながら、ギョッとするような漢字変換が画面に出ることが時々あった。
たとえば…
「大阪府民」 …と打ったつもりが、 「大阪不眠」 と変換される。
「市民の皆さん」 …と打ったら、 「死民の皆さん」 と出る (怒られるで)。
「地域防災計画」 と入力したら、「地域亡妻計画」 と画面に出た。
地域の災害を防ぐ計画のはずが、この文字では、地域から妻たちを亡くす計画だ。
どんな計画やねん…?
まあ、そういうことで。
皆さんも、パソコンを打ちながら、いろいろな珍変換と遭遇したことでしょう。
人の氏名は、一発にその漢字が出てくるのは稀なので、何度か変換しますよね。
ちなみに、藤原紀香、と入力しても、すぐに正しい字は出てきませんものね。
僕が打った時に最初に出た字は、「藤原の理科」 でした。
僕の知り合いに、芝池信孝という人がいます。 「しばいけ のぶたか」 ですね。
この人の名前を入力したとき、「芝池の豚か」 と出たことがあります。 げ~~っ。
そのまま 「芝池の豚か 様へ」 なんて送ったら、ぶん殴られますよ、きっと。
しかしまあ、「ゆで卵」 と打って、「ゆでた孫」 と出たときも驚きましたけどね。
あぁ、こわ。
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昨日、新聞雑誌の切抜きやノートなどを整理していると、1枚のコピーが出てきた。
何年か前に、誰かからもらったパソコン珍変換集だった。
ほんまかいな…と思うような珍変換だけど、実際にあった話ばかりだそうです。
せっかくですから、ここで紹介してみたいと思います。
左側が 「そのつもり」 で入力した文。 右側が珍変換です。
裸のままですけど包装紙ないんですか? → 裸のままですけど放送しないんですか?
○○さんの意見は要注意かと思います → ○○さんの意見は幼虫以下だと思います
講習会の出欠を確認してくださ~い → 口臭か胃の出血を確認してくださ~い
あの人、もう重役になったんだって → あの人、猛獣役になったんだって
ふんわりソフト感触が楽しめます → ふんわり祖父と間食が楽しめます
うまくいかない画像サイズになった → 馬食い家内が像サイズになった
今日居ないもんね。 ゴメン~! → 胸囲ないもんね。 ゴメン~!
食事したうえで来てください → 職辞したうえで来てください
今日12号棟が見学できます → 今日中に強盗が見学できます
あなたのこと理解したい → あなたの小鳥怪死体
日本の秘境100選 → 日本の卑怯100戦
了解金曜にお願い → 漁解禁よウニお願い
6個作って下さい → 肋骨食ってください
変わる時なんだよ → 蚊割ると黄なんだよ
新宿花園郵便局 → 新宿は謎の郵便局
恋人たちの季節 → 恋人立ち退き説
渡しましょう → わたし魔性
舞台活動 → 豚以下集う
…というような感じです。
それにしても…
○○さんの意見は幼虫以下…って、これは言い過ぎやろ。 でも誰かに言ってやりたい。
馬食い家内が像サイズになった…って、家を突き破って家内が 「家外」 になるがな。
日本の卑怯100戦…ってどんな試合や。 朝青龍とか亀田兄弟の試合のことか?
職辞したうえで…って、ホントに辞職して来たら、取り返しつかんで。
今日中に強盗が見学できる…って、よぉそこまで変換するなぁ。 呆れるわ。
恋人立ち退き説…って、2人で借りているマンションを追い出される…?
日本語って、ほんと~に、複雑珍奇ですね~。