森田公一とトップギャランの「青春時代」という歌をご存知ですか?。1970年代に大ヒットした曲で、 今も懐メロ番組でこれが出てくると、つい一緒に歌ってしまいます。曲もいいけど、歌詞がメチャ素敵なんですわ。作詞はやっぱり、あの阿久悠さんなんですよね。
1.卒業までの 半年で 答を出すと言うけれど
二人が暮らした年月(としつき)を 何で計ればいいのだろう
青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの
青春時代の真ん中は 道に迷っているばかり
2.二人はもはや 美しい 季節を生きてしまったか
あなたは少女の時を過ぎ 愛を悲しむ女(ひと)になる
青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの
青春時代の真ん中は 胸に刺(とげ)さすことばかり ♪♪
(後略)
この歌詩に加えノリのいい曲ですからね~。そりゃ大ヒットしますわ。また、カラオケでもこの歌は大人気でした。
余談ですが、以前「若い女性社員から見てウザイ上司とはどんな上司?」という雑誌のアンケートに対して、「課の慰安会の二次会のカラオケで、必ずトリで『青春時代』を歌って盛り上げたがる課長がウザイ」という答えがあって笑ったことがありました。ま、ウザイほど流行したということで…あはは。
まあ、裏を返せば、それだけオジサンが大好きな歌と言うことでしょうねぇ。たしかに、青春時代というのは、進路に迷ったり、胸に刺(とげ)さすようなことがあったりと、ほろ苦い思い出が多いですよね。その辺が実にうまく表現された歌詞だと思います。
…と、ここまでは「青春時代」です。
でも、青春時代はいつまでも続きません。一人前の大人になり、社会人となってみると、あっという間に年月が経って中年になり、気がつけば50歳。そしてまたあっという間に還暦。勤めている人は定年退職で生活が劇的に変わります。つまり「年金時代」に入って行くのです。
ところで、
「青春時代」の替え歌で「年金時代」という歌をご存じでしたか? 僕は、ごく最近まで知りませんでした。
ついこの間、ネット上で何かの拍子で見つけたのですが、「年金時代」の歌詞を読み、さらに動画でその歌を聴いた時、お腹を抱えて笑ってしまいました。どなたが作られたのか知りませんが、文句なしに面白かったです。
さてその「年金時代」はこんな歌詞です。
曲をご存知の方は、節をつけて歌ってみてください。
1.退職までの半年で 答えを出せと言うけれど
加入期間が短くて 年金もらえるアテがない
年金暮らしが夢なんて 現役時代の甘い夢
年金時代の入口は 先の見えないことばかり
2.からだは もはやあの頃の 盛りを過ぎてしまったか
胃腸に肝臓ガタガタで おまけに糖尿五十肩
年金暮らしが夢なんて 現役時代の甘い夢
年金暮らしの真ん中は 医者に通っているばかり ♪♪
(後略)
僕もいま、それこそ「年金暮らしの真ん中」にいますが、「年金暮らしの真ん中は 医者に通っているばかり~」な~んてね、ホント、笑っちゃいます。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
~青春時代~
https://www.youtube.com/watch?v=3Wxiygr1-Kw
~年金時代~
https://www.youtube.com/watch?v=SZPRIJhRPaY
こんなことですわ。
まあしかし、年金を取り巻く今の厳しい情勢を見ると、笑っている場合ではないのですけどね~