テレビのワイドショーも、毎日毎日、まぁ次から次へといろんな話題をあの手この手と繰り出していますね~。よくネタが尽きないものだなぁと、その意味では感心していますわ。
ついこの間まで注目されていたゴーン被告の「日本脱出」関連ニュースも、今ではほとんど報じられていない。これでゴーン被告の作戦は大成功だったということでしょうね。聞くところによると、今回の逃走劇を映画にするという。へぇ~。昔、スティーブ・マックイン主演の「大脱走」という映画があったけど、ゴーンが映画化されたら、これも人気になるのかもね~
さて、昨今のテレビでは「東出昌大、9歳年下の女優と不倫」というのが仰々しく取り上げられています。妻である杏の妊娠中に不倫、というおまけ付き。
こういう不倫騒動の際に、メディアが必ずと言っていいほど出したがる言葉が、
「芸能界きってのおしどり夫婦」というやつ。芸能人の夫婦間で何か問題が持ちあがると、決まり文句のように「芸能界きってのおしどり夫婦がナントカ」なんだからね~。今回も、御多分に漏れず、東出と杏のことをそう呼んでいました。「芸能界きっての仲の悪い夫婦」とか「芸能界きっての普通の夫婦(?)」なんてのも沢山いると思いますけど、そんな言葉、聞いたことありませんものね(笑)。
まあ、誰が不倫しようが他人がとやかく言うことではありませんし、僕らの生活になんの関係もないんだから、どうでもいいんですけどね。
それより、中国の武漢市で発生したという新型コロナウィルスによる肺炎が広がっているのが気になります。日を追うごとに感染者や死者が、発生源の中国は言うに及ばず、他国でも増えていっているし、日本国内でも3人目の発症者が出たとか。今後さらに恐ろしい事態を招きそうな気配です。
思えば、2003年の夏に妻とハワイに行った時、ちょうどSARS(サーズ)というのが猛威をふるった直後で、かなり入国手続きが厳格だったことを覚えている。今回の新型肺炎の発生で、また当時のサーズのことが取り上げられているが、あれも発生源は中国で、あの時は何カ月も公表せず、世界中から非難を浴びた経緯がある。だから今回は武漢の空港や鉄道駅を封鎖する措置をとったのだろう、と推測されている。
また、もうひとつ思えば…
3年前にロサンゼルス旅行をしたとき、僕は現地で高熱を出して、フラフラの状態で帰国した(結局インフルエンザだった)。
関西空港に到着した時は「やっと着いたか」という思いだった。しかし…
空港の「検疫」というところを通り抜けようとすると、係官が僕を引き留め、
「熱がありますね」
と言った。
「何でわかるん?」
と言いかけたが、どこかにカメラか何かがあって、発熱がわかったようだ。
今から思えば、サーモグラフィ、という機械だったんですよね。
「ええ、風邪を引いたようで」と僕は答える。
係官が細長い何かを僕のおデコに当て、
「38度ぐらいはあるようです」と言いながら、
「蚊に刺されたりしませんでしたか?」と聞く。
「蚊? 蚊なんかいませんでしたよ」と僕。
「どちらへ行かれました?」と再び質問。
「ロサンゼルスですけど」と答えた。
これが、アフリカとか東南アジアではなかったのが幸いだった。
係官は「デング熱とか、いろいろありますので、もし状態が急変したりしたらこちらへ」と、いろんな注意事項が書かれている黄色い紙を僕に手渡した。
やはり、外国から入国する人間が熱があったりすると、それだけ警戒しているんですよね、日本の空港も。
でもね。
今回は、デング熱みたいなアフリカ方面ではなく中国である。しかも恐ろしいウィルスです。他国と違い、中国は日本に観光で入国する人数が桁違いに多い。何十万人ですよ。
大阪も、心斎橋や梅田や阿部野には中国人観光客がいっぱい来ている。
怖いわ~。