東京パラリンピックが終わって1週間が経ちましたが、五輪競技の中でも僕はマラソンが一番好きで、特に今回、パラリンピック最終日の女子マラソン(視覚障害のクラス)は、テレビから目を離せませんでした。
結果は日本の道下美里選手が見事に金メダル。30キロ付近からスパートをかけて、終盤は独走。圧勝でした。伴走者の人も、大したものですね~
先頭に立ってゴールをめざす道下選手。
144センチと小柄な体で、軽快なピッチ。ゴールした道下選手の満面の笑顔を見ていたらとても童顔だったので、44歳という年齢を聞いてビックリした。
そして5位に入った藤井由美子選手は56歳でこれまたビックリ。
さらに8位に入った西島美保子選手は、なんと66歳ということだった。
ぎょえ~っ。 66歳でマラソン8位に入賞!
彼女は日本選手団(全種目)の最年長選手でもあったそうです。
8位でゴールした西島選手66歳。いや~お見事でした。
3選手のゴールタイムを見てみますと…
優勝した道下美里さんは3時間0分50秒。
5位の藤井由美子さんは3時間17分44秒。
8位の西島美保子さんは3時間29分12秒。
ちなみに僕も30代~50代の頃に、フルマラソンの大会に20何回か出ていますが、自己ベストは、38歳の時に出した3時間27分54秒でした。まぁ僕はごく平凡な市民ランナーでしたけど、それでも3時間半を切れた時はどれほど嬉しかったことでしょう。ということで、38歳のその頃が、僕のマラソンに関しての最盛期だったと言えます(えへへ)。
それでも、44歳の道下選手、56歳の藤井選手の記録には及びません。
そして66歳の西島選手の記録とは、ほぼよく似たものです。
視覚障害がありながら、皆さん、この記録!
しかも、金メダルの道下選手は、2時間54分13秒の世界記録を持っているということです。僕がず~と夢に見ながらも、最後まで夢に終わったサブスリー(3時間切り)じゃん。
本当に「すごい!」という言葉以外、見当たりませんわ。
こんなこともあってか、今回の東京オリ・パラは、オリンピックよりパラリンピックのほうが印象が強かったです。