前回、昭和の歌謡曲がとても好き、と書きました。
そんなとき、今夜、つまりつい先ほどですが、BSテレ東で、
「とにかく歌詞がすごい名曲スペシャル」という題の番組があって、懐かしい曲が流れていました。
沢田研二の「勝手にしやがれ」もありました(笑)。
昭和の歌謡曲っていうのは、今はもう「骨董品」のような感がありますが、それでも、まだまだ人気は衰えていないようです。
それのひとつの証明となるのが高校野球の応援です。
今、春の選抜高校野球大会が行われていますね。
今日は準決勝の2試合が行われましたが、第一試合で、スタンドからブラスバンドによる応援の曲が流れていました。
その曲は、ピンク・レディーのヒット曲、「サウスポー」でした。
僕にとって懐かしい曲が球場狭しと、大音量で流れていました。
この「サウスポー」というのは、
「♪背番号1のすごい奴が相手~ スーパースターのお出ましに
ベンチのサインは敬遠だけど 逃げはいやだわ~!」
という歌詞で始まる歌で、
「背番号1」というのは、巨人の王貞治選手のことですよね。
「サウスポー」というのは、ライバル球団・阪神の江夏投手かな~?と当時は思っていましたが、定かではありません。
ピンクレディーのミーとケイ。僕も大ファンでした。
さて、この曲が生まれたのは1978年というから、昭和53年です。
つまり典型的な「昭和の歌」です。
その「サウスポー」を、当時はむろんまだ生まれてもいない高校生諸君が応援曲としてスタンドで演奏するって、面白いですね。
もうひとつ、山本リンダの「狙いうち」という曲もよく流れています。
「ウララ ウララ ウラウララ!」という曲、ご存知ですよね。
これはピンクレディよりさらに5年前の1973年(昭和48年)の歌です。
こういう古い昭和の曲が、今の甲子園球場で堂々と流れ続けているのは、歌謡曲の好きな僕にとってはとても嬉しいことです。
やはり、平成・令和の曲より、野球選手たちを奮い立たせるのは昭和の曲だという証拠なのかもしれない、と、ニンマリ笑っている僕です。
さて、本題とは関係ありませんが、高校野球決勝は明日、わが大阪代表が滋賀県代表と戦います。いちおう大阪桐蔭の優勝を期待していますが、滋賀県の近江高校も学生時代の友人がいる彦根市で僕も何度か行っているので、こちらも勝ってほしいなぁ、と思ったりしています。
もう、こうなれば、2校とも優勝して~!