元サッカー日本代表監督だったオシムさんが亡くなった、とのニュースが昨日流れました。
そのニュースでは、オシムさんはいろんな名言を残した人だと伝え、日本代表の監督に就任した時の会見ではこんなことを言ったと紹介していました。
日本サッカー協会の信頼を受けて光栄に思う。
今の気分は(日本サッカー協会と)結婚した気分だが、結婚は最初はいい。しかしその後は厳しくなる。なので今後も変わらぬ応援をよろしくお願いします。
みたいな意味のことを言ったそうです。
結婚したらその時はいいけど、あとは厳しく(悪く)なるのが普通、というのが話の前提になっていますが…
日本人はあまりそういうことを言葉に出しません。結婚というのは人生で一番幸せなこと、という感覚を大切にしているようですから。
でも外国の人は少し違うようで、たとえばオスカー・ワイルドの有名な言葉、
「結婚はまさしく相互の誤解にもとづくものである」
というふうな感覚が、心の底にあるような気がします。
欧米特有の「個人主義」から来ているのかも知れませんけど。
今回の訃報に関連して、オシムさんの名言の数々が新聞などでも紹介されていますが、僕にはこの「結婚」を引き合いに出した話が一番面白かったですね。
と、まぁ今日はこれだけの話なのですが、昨日(5月2日)の朝日新聞夕刊の一面にこんな見出しの記事があったので、載せておきます。
オシムを惜しむ。
という見出しでした。
では皆さま、連休も後半に入ってきましたが、
お健やかにお過ごしくださいませ。
僕はず~っと(死ぬまで)連休ですけど。