僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

鳥取元ホステス詐欺女の巻

2009年11月14日 | ニュース・時事

昨日は元職場のOBで構成される親睦団体の日帰りバス旅行に参加した。
行った先は、淡路島。雨の予報であったが、晴れた良い天気に恵まれた。

約80名のなつかしい諸先輩方と共に、花の名所「あわじ花さじき」や、
「県立淡路夢舞台温室」 という名称の植物館へ行き、ホテルでの昼食の後、
淡路名物 「タコせんべい」 の製造元へ行ったりした。

バスの中では、ガイドさんの話など全然聞かず、隣に座った気の合う先輩と、
役所時代の昔話から最近話題の話まで、ず~っとしゃべり続けていた。
妻やモミィとの会話が主である最近、これだけの長い会話をしたのは久しぶりだ。

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一昨日は、僕が通い始めたコスパで、モミィがスイミングのデビューをした。
毎週木曜日の午前に通うことになったキッズスイミングスクール。
モミィはまず初歩の 「ひよこ」 クラスからスタートした。

そこでも、モミィだけはこの日が全くの初めてなので、ひよこ中のひよこだ。
見学していると、他の小さな子どもたちに比べて、動きがやや緩慢である。
表情も不安げである。ひざ上ぐらいの水の中を歩いたり、タマ入れをしたり、
はいつくばって 「ワニさん歩き」 をしたりと、いろんなメニューをこなしていく。

要領を得ないモミィは、何度もコーチから手取り足取り教えてもらっていた。

突如泣き出して、「もう、イヤ。帰るぅ~」 と言ったらどうしょうか…
という心配だけは、取り越し苦労に終わって、まぁよかったよかった。
「次の木曜日も、楽しみやねぇ~」
帰り際は、すっかりご機嫌のモミィであった。

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その前の日は、僕自身がコスパへ通い始めて5回目で、初めてプールに入った。
「水中ウオーキング」 というレーンがあり、そこを歩く人たち。
「途中で休憩しながら泳ぐ」 というレーンがあり、立ち止まりながら泳ぐ人たち。
「止まらずに泳ぐ」 というレーンがあり、スイスイ本格的に泳ぐ人たち。

僕はウオーキングからはじめ、途中から 「休憩しながら泳ぐ」 コースに変えた。
プールで泳ぐ…というのは、何年ぶりだろう。
モミィを市民プールに連れて行ったり、南の島でプールに入ったことはあ
る。
でも、それはモミィのお守りであったり、南国の風情を楽しんだりが主であった。

今度は 「泳ぐ」 のである。 よし、久しぶりにクロールをやってみよう。

バシャバシャバシャっと、水しぶきばかりが派手なのに、前に進まない。
それどころか、横のロープに顔を擦った。 ずりっ。 いててて。 真っ直ぐ進まない。

立ち止まると、まだ数メートルしか進んでいない。
何度も休憩しながら、25メートル先にたどり着いたときにはゼイゼイハアハア。

ああ、しんど。

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…とまあ、のどかな日々を過ごしている僕だけど、日本列島は犯罪だらけである。

先週の週刊文春と新潮に載った、埼玉県の34歳の詐欺女の写真を紹介したけれど、
今週の文春には、鳥取県で起きた35歳元ホステス詐欺女の写真が掲載されていた。

             

  
   

この上田美由紀という35歳の元ホステスの周辺で、6人の男性が不審死している。

文春の記事を整理して並べて見ると…

2004年。
42歳の読売新聞記者が、ダンボールを頭から被った状態で列車に轢かれ即死した。
記者は鳥取市内の 「J」 というスナックで、ホステスだったこの女と知り合う。
そして、妻子がいたにもかかわらず、女と同棲をして、借金をし始めたという。
(ちなみに、女にも5人もの子どもがいる)

当日、女が警察に「彼が私と喧嘩して家を飛び出した」と捜索願いを出した。
喧嘩して家を飛び出したくらいで、すぐに捜索願いを出すのはおかしいやろ。
さらに轢死した男性の遺書らしきものに、
「美由紀に出会えて本当の愛を知った」 と書かれていたという。
女と喧嘩して家を出た人間が、こんなのろけた遺書を書くか…?

鳥取県警はこれを単に 「自殺」 で処理した。

2008年。今度は鳥取県警の41歳の刑事が同じスナック 「J」 で女と知り合う。
その刑事にも妻子がいたが、不倫関係になり、女に500万円以上貢いだという。
刑事は、その後、「自殺」 した。
先日の朝日新聞では、「署内で首吊り自殺した」 と県警の発表を記事にしたが、
そのあと鳥取県警は、「近くの山中で首を吊った」 と訂正したのも不思議だ。
この警官の氏名、役職、死亡日時や発見時の経緯などを含め、鳥取県警は、
未だに何も公表していないのだという。
「田舎の警察やからええ加減なことしとんねんやろ」 と言われても仕方がないわ。

このほかにも…
2007年8月に、女の一家と出かけた海で溺れた27歳の男性がいる。
この男性は、もともと泳げなかったそうである。
これも、女は男性の勤務先に行って「姉だ」と偽り、給料を奪ってきたり、
「金払えんなら死ね」 と煮え湯を背中にかけたりと、恐ろしい所業が報じられている。
この泳げない男性が、なんで溺れるような海に入ったんや…? これも不思議だ。

しかし、今、女は、同居していた男と共に詐欺容疑で逮捕されただけである。

100万円以上の電気器具を買って、その金を払わず、リサイクル店に売っている。
今日の新聞では、高価な農機具も購入して、それも未払いのままだという。
この詐欺男女はそれを、インターネットで転売していたそうだ。
トータルで1千万円以上、未払いがあるという、きわめて悪どい詐欺だ。

しかし、女の周りにいた男性の不審死は、今年に入ってまだ続く。

4月。女と付き合っていた47歳トラック運転手が鳥取県沖の日本海で水死した。
この人は、生前 「ようけ子供のおる彼女が出来た。一緒になりたいが…」
と話していたという。 司法解剖の結果、睡眠導入剤が検出された。

10月。 その詐欺男女が、電気工事業の57歳男性から100万円以上の製品を買った。
男女がその代金を払わないので揉めていたが、ある日「払う」と連絡があった。
そこで電気工事業の男性は車で出かけたが、その後近くの川で変死体で見つかった。
その死体からも、睡眠導入剤が検出された。

同じ10月。近所のアパートに住む58歳の一人暮らしの男性に、女がつけこみ、
「何かあったときのために」 と合鍵を作らせ、薬を飲ませて意識朦朧にさせ、
勝手に女の家族全員が部屋に上がりこんで風呂に入ったりしていた、という。
それからしばらくして、その男性は自宅アパートで変死した。
これにも、体内から睡眠導入剤検出…である。

合計6人の男性が、この女と関わって、死んでいる。

あの埼玉の34歳詐欺女の事件がどんな事件だったのか…
もう忘れてしまうほど、こちらの事件も複雑で不気味で、謎に満ちている。

最後に、全然関係ない話ですが…
市橋達也容疑者の両親が最初にテレビに出たとき、顔がそのまま映っていた。
お父さんの方は、市橋容疑者を柔和な感じにしたような顔だった。
そして、お母さんのほうは、大きな声ではいえないけれど…
顔も、雰囲気も、鳩山首相の夫人の幸さんにそっくりだった…ような気がする。
 

 

 

 

 

 

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6 コメント

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no-title (アナザービートル)
2009-11-14 10:48:41
こんなこと言っても仕方ないし、死んだ方はほんとうに可哀相ですけど、よくもまあこんな女性に惚れるよね、どこがいいの?(あくまでもこの女性が性悪の女で何人もの男を酷い目にあわしているから言うだけですけど--)惚れる方の気持ちがわかりません。そう思いませんか?ノンさん。それにしても酷いね、---34の女もそうだけど。
返信する
事実は小説よりも。。 (yukari)
2009-11-14 17:13:14
おっそろしい。。。
事件の内容を良く知らなかったので、ちょっと小説のように聞き入ってしまいましたわ。
ここまで来ると、ドラマか小説かって感じで、事実とは信じがたい位ですね~。
奇ですわしかし、記者やら刑事やらも騙されるとはねぇ~!どう見ても、妖艶な悪女とは程遠い、、34才の女といい、どんな口上で騙したんでしょうか?あの手この手で上手く、わなにはめて行ったんですかね?

モミィちゃん、水が怖くないんで良かったですね。私は幼稚園から水が怖くてカナヅチです。。。
いきなり泳ぎなんかせずに、まずは楽しく教えて行くんですね~
返信する
ごぶさたです (akira)
2009-11-15 00:52:37
ごぶさたしています。
のんさん、すごいですね。プール入られたんですね。
心臓、大丈夫でしたか?私はお風呂でさえ、脈拍数が上がると、飛ばなきゃいいけどなあ、と考えながら入っています。この間、細動が起きて、嫁に病院連れて行けと怒鳴り散らしていたら3分程で治まっちゃって、車を玄関先まで出してきた嫁に、ごめん、止まったわ。と言うと、なんやねんみたいな顔されました。
 この詐欺女性を見ると、最近、婚活コンパで男性の数が足りないと話題になりますが、女性も自信つくんじゃないですかねえ。
だって、この女性で男が真剣になるんですよ。顔やスタイルではないと言う事ですもん。その気になれば、いくらでも男はいると言う事ですよね。まあ、本気で好きになれるかどうかが問題なのでしょうけどね。私の独身女性の友達も嘆いていました。最近の男性はシャイだから、こちらから相当押さないと話にならないと。。私は、お前らがガツガツしすぎなんじゃ!と言うときましたけどね。笑
体調に気をつけてスポーツしてくださいね。
返信する
ひどいですね (アナザービートルさんへ)
2009-11-16 06:17:43
どこがいいの…? 本当にねぇ。
写真で見た感じでは、男がコロリと参る…にはほど遠い感じですけど。
それでも、性格が優しかったり雰囲気が楽しかったり、だったらわかりますが。

どうも、口先一本で次々と男を引っ張り込む才能に「恵まれていた」…
という他はないのかも知れません。

それにしても、6人の男性以外にも「殺されかけた」男性が何人かいるとのこと。
本当に、ひどいですね。
返信する
うそ ♪ (yukari さんへ)
2009-11-16 06:39:45
確かにね、読売新聞の記者や刑事まで、どうしてこういう女に心奪われるのか…
不思議ですが、スナックで客として来た男性たちの隣に2、3回付いただけで、
すぐに、その、あのぉ…、ああいう関係(笑)に持ち込むのが得意だったとか。

「いっしょに暮らすための一軒家を借りました」
などと、男をジーンとさせて、お金をせびる…というような手口だったそうで。

「♪ 女がホロリとくるような 優しいウソの うまい人」
…と歌ったのは中条きよしですが、

「♪男がコロリといくような 癒しのウソの うまい人」 
…っちゅう感じでしょうか。

yukariさんは泳ぎは不得手なんですね。僕と同じです。
僕も昔から水が怖かったのです。だから、水より、ビールがいい!(な~んじゃそら?)
返信する
お久しぶりです (akira さんへ)
2009-11-16 06:57:44
akiraさん、お久しぶりです。お元気ですか。

実はプールで、もがくようにバシャバシャやっているうち、心房細動の予兆が来ました。
少し休憩したら、収まったようで、それからは大丈夫でした。
いきなり張り切ってバシャバシャしてはいけませんね(笑)。
それより、やっぱりお風呂の方が要注意です。
入浴時間が長くなると、ちょっとおかしな感覚になってきます。
実際、入浴中に心房細動が起こったことが何度かあります。
(最近は長風呂はやめましたので、起きません)

今日はあと1時間ほどしたら、病院へ心房細動などの定期検査に出かけます。

「最近の男性はシャイだから…」ということですが、やっぱりそうですか?
よく「草食系の男が多くなった」とか言われていますが、そういうことですかね。
まあ、女性が強くなるということ自体は、いいことでしょうけど…
詐欺女みたいな形で強くなる…というのはねぇ。
21世紀が始まったばかりなのに、早くも「世紀末」の様相ですね。

akiraさんも、お体を大切になさってください。
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