今年の「流行語大賞」に選ばれたのは、
「ふてほど」だそうですね。
最初に見たときは、なんのこっちゃ? と首を傾げた僕でした。
で、見ていると、テレビドラマの「不適切にもほどがある」を略したものだということがわかりました。このドラマは僕も見ていましたけど、それほど大ヒットしたドラマでもなかったので、その題名がなんで今年の「流行語大賞」なのか?
それがわかりません。
というか、近年は「流行語大賞」といっても、ピンと来ない感じですよね。
あまりにもいろんな言葉が錯綜して、意味の分からない言葉もいっぱいあって、その時代を反映する言葉なんて、ほとんどわからない。
今年の場合、強いて言えばプロ野球大リーグ・大谷選手の「50 50」ぐらいかな、と思いますが、この言葉もノミネートはされたものの、「大賞」には至っていませんしね~
ただ、流行語大賞としては「不適切」かな~と思われる「ふてほど」ですけど、社会現象としてはかすかに思い当たるところがあります。
ま、不倫の話ですけど。
たとえば、今日の朝日新聞の記事ですが、大阪府岸和田市の市長が政治活動で関わりのあった女性と不倫をしていたことに関して、記者会見を開いた様子が載っていました。そこで市長は「不適切な不倫の関係があり、謝罪したい」と言ったとのこと。
また同じく今日の新聞記事ですが、お笑いタレント「ダウンタウン」の松本人志が、性加害疑惑について説明のないまま、週刊文春への訴訟を取り下げた件が取り上げられていました。
先月には、あの国民民主党の玉木代表も不倫をしていたことが、大きく取り上げられていましたよね。
他にもどこかの市長か忘れましたけど、部下の女性に性行為を無理強いしたという報道もありました。
不倫、それも政治家や芸能人のように、ある程度の「力」を持つ人間が、その威光を振りかざして女性と関係を持つ、あるいは関係を強いる、というのはかなりタチが悪いです。
これはどうみても不適切です。
う~ん。いやいや、そうではなく、
これはもう不適切を通り越していますわ。
つまり、不適切にも「ほど」というものがあるんやで~、ということ。
そんなことを考えてみたら、今年の流行語大賞が「ふてほど」というのも、まぁ少しは当たっているような気もしますね~
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