あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

抜糸

2019年09月05日 | インプラント

先週おこなったインプラント手術があまりに痛かったので

今日の抜糸も覚悟が要った。

♪やると思えばどこまでやるさ それがの魂じゃないか♪

村田英雄の「人生劇場」のこの一節が頭に浮かぶ。

歯医者さんに着くと一人の女性がアイスノンで左頬を冷やしていた。

「インプラントの手術をしたのですか?」と尋ねるとコックリ頷く。

「私も先週しました。痛かったでしょ」と言うと顔を歪めて大きく頷いた。

分かります。どれほど痛く、どれほど恐かったかが・・・と内心思ったが

それは口には出さなかった。

すぐに名前が呼ばれて私の番。もう覚悟はできている!やってくれ!

・・・てな気分。

この歯医者さんは、あまり処置について説明しない。

麻酔の注射は無かった。歯茎に何か塗られたが、それは消毒薬だったのか?

その後、鋏で糸を切ってるようだった。さほど痛くなかった。

この後、糸を引き抜くのか?それはちょっと痛かろう。もうひと我慢。

・・・と思っていたら歯医者さんが席を立った。

歯科助手さんに「糸はまだ取っていないのでしょ」と尋ねると

「いえ、もう取りましたよ。抜糸は終わりました」と言う。

「えっ!もう済んだのですか。もっと痛いだろうと覚悟していたのですが・・・」

と言うと歯科助手さんが「アハハ」と笑った。

おー、拍子抜けするくらい大したことは無かった。

手術をした右下奥歯が昨日も腫れて痛んだことを伝えたら

抗生物質を1週間分出してくれ、1週間後にまた様子を見せに来て下さいと

受付で言われた。

頬を冷やしている女性に「抜糸はあまり痛くなかったです。お大事に」と

伝えて外に出た。

今日の費用は2.530円。

 

午後は家で、ネットの配信映画を観ながらのんびり過ごした。

今日観たのは「しゃぼん玉」という映画。

林遣都さんと市原悦子さん主演で宮崎県椎葉村を舞台としたもの。

それぞれの演技が素晴らしい。良い映画だった。

市原悦子さんがもうこの世にいないことがとても残念。