なんか。ご当地お土産クッキーの名前みたいになってますが(笑)
7月21日、味園ユニバースへ。
渋谷すばると赤犬さんの対バンライブに行ってきました。
彼がひとりになってから。
あの映画を観れなくなったのは、こっち側の問題ではあるんですけど。
やはり、やっぱり。どうしても。
このライブは観ておきたいな、と。
お友達が一緒に申し込んでくれて、チケット取れて、行くことが出来ました。
あの頃。映画が公開された頃。
ただただ、演技仕事が嬉しかったのと。
映画の中の、あのとびきりの歌声だけが聴きたくて。回数重ねて映画館に通って、ドリパスで復活上映となればいそいそ出かけて。
もちろん円盤は買ったけど。
映画館の大画面の、スピーカーから放たれるあの歌声が好きすぎて。
あれがきっかけとなったんであろうソロの歌仕事が。
嬉しくて、嬉しくて。
グループ名と自分の名前を力強く彼が言うたびに。
私は。
彼が、「アイドル」を呑み込んだんだと勝手に思い込んでいました。
そう、あの日まで。
あの日以降。
私の中にわだかまり続けたのは。
単純に喜んでいただけだったあの映画が、もしも無かったら。
未来は違っていたんだろうか、という思いでした。
たらればに意味がないことは、この年になれば重々承知の上ですが。
それでも、もし、もしも、あの歌仕事が無かったとしたら。
彼は1人で歌うことの自由を望んだろうか。
「渋谷すばる」をどう生きていただろうか。
いや。
重い(笑)
「今」が嫌いなわけじゃない、楽しくないわけじゃない。
なんなら彼が創り出す醸し出す「楽しい」をなにより感じているのに、です。
これはもう、癖だし性だし自分では如何ともしがたい(苦笑)
熱烈に若いパワーで「渋谷すばる」が好きと叫ぶニンゲンの皆さまとは、若干の隔たりがあるのは、本当に実感するところでもあります。
「渋谷すばる」が歌う。
自由に、やりたい音楽を、のびのびと。
それは、私が彼に堕ちたあの時からずっと望んできたし見たかった姿なので。
「今」に不満はない。それは間違いない。
ただ時々、思い出したように湧き上がってくる「過去」が。
いらん感情を引き連れてくる。
そのひとつがあの映画だったってことだけなんで。
これはまったくもって。私側の問題だったんですけど。
「演って良かった」と今回改めて彼が言ったので。
(言った・・・と思うんだけど、もうすでに記憶はあやふやなの)
映画の最後。
曲終わりにポチオがうつむいて横見て、なんともいえない表情で笑った瞬間の続きが。
対バンライブの最後、赤犬さんと一緒の「ココロオドレバ」に繋がっていくような気がして。
そこにいるのはポチオじゃなくて、まぎれもない「渋谷すばる」その人なのに。
でもこんなふうに。
あの映画の世界で、ポチオも歌って生き続けてる気がして。
私の妙な思いも昇華したかなぁって感じた夜でした。
ライブは赤犬さんが最初で。
出ていらしたときに。
「あぁ、知ってる顔、知ってる顔、あの人もこの人も」って全然違和感なく赤犬さんの世界に引き込まれて。
知らない歌も知ってる歌も、チークタイムも。
楽しすぎました。
そりゃ、そうなんです。
だって私、昭和まんなか生まれ世代ですから。あの世界観嫌いじゃないもの(笑)
すばるのライブは飛ばしまくりの熱気で。
何度も聴いたカバー曲の「スローバラード」は。
聞くたびに、その時々のいろんな味わいがあって好きなんだけど。
でもたぶん、初披露の時のが一番好きって言ったら叱れるかな(笑)
本編終わってアンコールで出てきて。
アカペラで「あのころは!」って歌いだしたとき。
倒れるかと思った。
←実際ちょっと膝の力が一瞬抜けた。
歌は歌で、そうなんだけど。
彼が。望まれてるだろうことに応えようとしている、そう意識してるってことが。そこに喜びを見つけてるってことが。
それをことあるごとに実感することが。
なんかねぇ、ほんとにねぇ。
成長したねぇって。
いかん、また重くなりそう(笑)
ということで。
私の内部では、いろいろ感情がぐるんぐるん渦巻いたライブでしたが。
楽しかったよ!最高の夜だったよ!行けて良かったよ!
ありがとう、味園ユニバース。
ありがとう、赤犬さん。
ありがとう、渋谷すばる。
カウントダウンが始まってる第三章も楽しみに待ってるからね!!!
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