5歳児の遊びはプラレールでした。
2年くらい前に預かったときも、電車好きだった記憶がありますけど。
部屋一面に広がったプラレールの線路を見ながら、息子が幼いときのことを思い出していました。
毎日毎日、飽きもせず、やっぱりこんなふうに線路をつなぎ電車を走らせ、トーマスのビデオをかけっぱなしで、独りの世界に遊んでいたなあ、と。
今は亡き私の父(つまりは彼の祖父)が、某私鉄の線路脇で一日かけて撮った、ナレーションもなにもない、ただ電車が走って来ては去っていくだけのビデオが、実は一番のお気に入りでした。
見せられるこっちはたまったもんじゃなかったですけどね。2時間、えんえんと電車が走ってるだけ
かと思えば、ままごとも大好きだったんだ、息子は。母の影響か、キティちゃん大好きで、ままごとトントンを買わされたのが始まり。
そんな彼も、もうすぐ19歳。
「おかあさん、レールつないで」「おかあさん、こっちであかちゃんね」
あのころは、早く大きくなって一人で遊んでよ、って思ってましたけど、
いつからか呼びかけても返事すらしない、それどころか、私を呼ぶのに「おい」「ちょっと」「そこの」。
頼みごとがあるときだけ「ねえ、あのさあ」。
どこの息子もこんなんか? え? いいのか、それで。
でも、おかしなことに、腹をたてつつも息子の言うことをきく私がいたりして。
母親にとって息子は、それがたとえどんなにヲタでも悪たれでも、永遠の恋人なのかも
2年くらい前に預かったときも、電車好きだった記憶がありますけど。
部屋一面に広がったプラレールの線路を見ながら、息子が幼いときのことを思い出していました。
毎日毎日、飽きもせず、やっぱりこんなふうに線路をつなぎ電車を走らせ、トーマスのビデオをかけっぱなしで、独りの世界に遊んでいたなあ、と。
今は亡き私の父(つまりは彼の祖父)が、某私鉄の線路脇で一日かけて撮った、ナレーションもなにもない、ただ電車が走って来ては去っていくだけのビデオが、実は一番のお気に入りでした。
見せられるこっちはたまったもんじゃなかったですけどね。2時間、えんえんと電車が走ってるだけ
かと思えば、ままごとも大好きだったんだ、息子は。母の影響か、キティちゃん大好きで、ままごとトントンを買わされたのが始まり。
そんな彼も、もうすぐ19歳。
「おかあさん、レールつないで」「おかあさん、こっちであかちゃんね」
あのころは、早く大きくなって一人で遊んでよ、って思ってましたけど、
いつからか呼びかけても返事すらしない、それどころか、私を呼ぶのに「おい」「ちょっと」「そこの」。
頼みごとがあるときだけ「ねえ、あのさあ」。
どこの息子もこんなんか? え? いいのか、それで。
でも、おかしなことに、腹をたてつつも息子の言うことをきく私がいたりして。
母親にとって息子は、それがたとえどんなにヲタでも悪たれでも、永遠の恋人なのかも