渋谷すばる様。
お誕生日おめでとうございます。
あなたに、そう言える今日があることを、うれしく思っています。
ここで言葉を紡ぐことが少なくなってしまったけれど。
それは決して、あなたへの思いが薄れたわけではなく。
ただ。
吐き出すのがもったいないような
この思いは私だけでいい、
そんなふうに考え始めているのかもしれません。
小さくこぼれだす思いは、つぶやきさんで細かに吐き出してしまうので、
あらためて、ここに書くようなことでもない(笑)
・・・という事情もありますが。
あのね。
ここからは、お誕生日のあなたに、というよりは、
自分自身に向けての独り言になるんだけれど。
いつも私は彼の横顔ばかり、
遠くで誰かに微笑む顔ばかり見ていて、
少し寂しかったり、
変にうらやんだり、ってことを繰り返してた。
今回のジャム・ツアー、
バンドとアイドルの二部構成のステージを見て思ったことがあって。
前にも書いたのかもしれないけれど。
彼が思う存分、バンドで歌っている姿を見ることができた、
あの小一時間だけで。
なんだか無性に、過去の自分に「大丈夫だからね」って言ってやりたい気分になった。
今は難しい顔してるかもしれない。
笑顔もないかもしれない。
不機嫌そうに見えるかもしれない。
だけど。
彼はそこから自分でそれを乗り越えてくるから、って。
出来ることは見守るだけで、ハラハラするだけで、しんどい思いもあるけれど。
ちゃんと自分で答えを見つけてくるから、って。
ねえ。
あの頃、思いもしなかったでしょう?
たとえば、その半分が作った笑顔だったとしても。
不器用でも、にこやかにファンに手を振りながら歌う彼の姿を見る日が来るなんて。
カメラを意識して、目線でカッコつけてくるようになるなんて。
共に歌う人の目を見て、目線を合わせて歌い合わせるなんてことが出来るようになるなんて。
目を閉じて、
楽曲とだけ向き合って歌い上げる彼の姿は、そこにはなくて。
どこかにちゃんと、私たちを意識してくれるようになった表情があるなんて。
彼の「歌」の表現は、まだまだこれから、いろんな形に姿を変えるかもしれない。
「そうじゃない」って思える歌い方をするかもしれない。
「なにか違う」「しっくりこないな」って思える楽曲とだって、向き合うかもしれない。
でもきっと。
彼が蓄えたいろんな感情を掘り起こして、
彼は歌い続けていてくれるに違いないから、
ちゃんと待っていればいいのよ、
付かず離れず、
ちょうどいい、お互いにとって気持ちのいい距離で。
そう、言ってやりたい、あの頃の私に。
「ちょうどいい距離」が難しいのは、この何年かで身に染みていて。
特に今年は、そんな年で。
東京も福岡も行けなかったのが、本当に悔しくて寂しくて。
「なぜ私はここにいるの?」
「どうして現地に行かなかったの?」
・・・って、何度思ったことか(笑)
行けないのは仕方ないことだったし、
行かないことを呑み込んだのも自分だったけれど、
「今」「瞬間」を逃しちゃダメなんだってことは、つくづく実感したのよ。
ねえ、すばる。
出来れば、あなたには、そんな思いはしてほしくなくて。
いや、たぶん、そんなことはわかってもいるのだろうけれど。
あなたがやりたいことを、とことん見守り続けられる私でいたい。
やりたいことを口にして、
そのために、出来るところから一歩を踏み出していてほしい、この瞬間も。
お誕生日前の赤い文字の最後が、
私にとっては見知らぬ単語で。
それが関西方面の方にだけ通じる単語だったことに、ちょっと苦笑して。
相手が誰でも構わないけど(いや、本音でいうと構うけど・笑)、
とりあえず、
あなたがあなたらしい、幸せな一年を過ごしてくれたらいいんだけどな、と思っています。
あのね。
でもね。
これ言うの、ちょっと躊躇うけど。
ただの想像でしかないけど。
いうほど、きっと、あなたは、そっち、強くないと思うな(笑)
なんの話やの(;^ω^)
関係各位、怒らないでね。
失礼しました。