携帯電話って。
・・・・・・・・携帯してこそ機能する。
はい、わかってます。
携帯してなかった母が悪いんです
お友達と飲みに出るから、ってんで。
朝、娘を駅まで送り。
夜に駅まで迎えに行く。
まあ、それはよくあることなんで、いいんですけども。
10時47分に駅に着く、と電話があったのが45分。
ラインもしたのに、いつまでたっても既読にならないから!って、
若干怒ったような呆れたような口調の三女。
慌てふためいて、ご指定の駅まで車走らせて。
着いたのが53分。
でもね、娘がいないんです。
あれ?って。
いないぞ?
おやおや?
駅、間違えたかな?
で、気づいたわけです。
慌てたので、携帯持たずに飛び出した私。
連絡のとりようがない(;´Д`)
果たして、ここでいいのかどうか確かめようがない。
飲みに出たあとは大抵ここの駅だけど、
今日は違ったのかもしれない。
あららららら、どうしましょ。
車の中から、駅の階段見上げても娘の姿は確認できず。
連絡どおりなら、もうとっくにいなきゃいけないわけだし、
いないってことは、駅が違うんだ!
←昭和な娘時代に、私がお友達との待ち合わせでよくやった失敗です。
で、ひとつ先の、いつもの駅までぶんぶぶーーん。車飛ばしたわけですが。
いなかったよね、ここにも。
やっぱりさっきの駅だったの?
電車、突然遅れでもした?
すでにこの時点で約束の時間から20分経ってますから。
もとの駅まで引き返した時には30分経ってまして。
当然のように怒り顔の娘が、そこにいたよね。
おかえりー。って声かけたけど、無言。
どこにいた?ずっといた?
恐る恐るきいてみたらば、ひとこと。
「ずっと居たし」
えええ、うそぉぉぉん、母、階段の上の方まで覗き込んだよ?
居なかったもぉぉぉん。
・・・・・・とは思ったものの。
寒かったねー、ごめんねーって。
謝ってみる母。
「連絡ぐらいしてよ!」
「いやー、それが。携帯忘れたんだよね」
「なんのための携帯よ!」
はい、ごもっとも。おっしゃるとおり。携帯持たなかった母が悪い。
悪いよ、わかってるよ。
でもさー。
でもさー。
あんた、居なかったよ?母が探したとき。
どこに隠れてたんだよ。
・・・・・・とは。
やっぱり言えなかったよね
そのまま車の中は無言の嵐。
すばるの「歌」だけが響き渡っておりました。
思えば。
携帯電話を持ち始めて20年になるけど、
肝心な時に携帯忘れること、多いんだよねぇ私。
家にいるときは、ほとんど通知音消してるし。
カバンに入れっぱなしだったりもするし、ねぇ。
携帯電話の意味ないかも。
・・・・・・と、ちょっと反省もしてみた夜でした。
昭和な頃は、待ち合わせがすれ違っちゃうこともよくあって。
「待つ」ことが、それほど苦でもない体質にはなったんだけど。
これは私だけなのかしらね(笑)
明日の朝には、娘の機嫌がなおっていますように。