★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

東日本大震災 被災地へ希望なる風よ吹け

2011-04-16 | 空倶楽部
自分も空写真を提供しました、空写真1000枚のメッセージ動画「被災地へ希望なる風よ吹け」が完成しました。

usagiさん(レンズのこちら側)制作による動画です。
被災地の皆さんを勇気づける動画になるといいなと思います。

東日本大震災 被災地へ希望なる風よ吹け【初音ミク】【巡音ルカ】

シロツメクサも空へ向かって

2011-04-14 | 自然観察(植物)

シロツメクサも花を咲かせ、空へ向かって茎を伸ばしています。
白い花がきれいです。



小さな花をたくさん集めた頭花をつけます。
丸くきれいに集まるので、やはり野の花詰みでは一番人気。
腕輪や冠に一番多く使われている花ではないでしょうか。子どもたちが一番多く採ってくる花ですね。

それに、群落を見つけると思わず「四つ葉のクローバー」を探してしまうのも、この花の特徴でしょうか。子どもよりも、大人が夢中になっていることが多いかも…。

しっかりと開花したタチイヌノフグリ

2011-04-13 | 自然観察(植物)

何回かタチイヌノフグリの花を載せましたが、意外とみなさんが知らないようなので、またアップします。
前回は、あまり花が開いていませんでした。
オオイヌノフグリもそうですが、昼間だけ開花して、その後しぼんでしまうという特徴があります。
タチイヌノフグリはそれが短く、正午近辺の時間しか開花しません。
普段は花があるのか無いのかはっきりしませんが、正午あたりの時間だけ小さな青い花が目立つようになります。



オオイヌノフグリと比べると、大きさは小さいですし、花全体も横に扁平です。
花弁の形もそれぞれ違います。(それはオオイヌノフグリも同じですが)
そんなことに注目して観察してみるとおもしろいですよ。

コメツブツメクサのじゅうたん

2011-04-13 | 自然観察(植物)

コメツブツメクサが一面に咲いて、黄色のじゅうたんになっていました。
セイヨウタンポポと合わせて、黄色に地面が染まっていました。



アップにすると、花の大きさも小さく黄色ですが、シロツメクサと同じつくりをしていることがよくわかります。
しばらくは、地面を黄色に彩っていると思います。

野に咲くエンドウマメたち

2011-04-12 | 自然観察(植物)

春の野原には、野草のエンドウマメが花を咲かせます。
まずは、一番大きいのがカラスノエンドウ。1つずつついた紅い花が目立ちます。
実は植物学としての標準和名は、ヤハズエンドウ。(矢筈豌豆)
小葉の先がくぼんでいて、弓矢の弦にひっかける部分(矢筈)に似ているから、という名前です。
でも、通称名のカラスノエンドウの方が知られています。
(「レンゲ」と「ゲンゲ」みたいなものですね。)

植物の名前には、動物の名前を当てて大きさを表すことがあります。
そこで、カラスより小さい花ということで…



こちらは、スズメノエンドウ。
花の色は、ほとんど白色です。4つぐらいの花がまとまってつきます。
葉も小さく細かいですね。
大きいカラスに対して、小さいスズメ、というわけです。

で、この中間のものがありまして…。



「カ」ラスと「ス」ズメの「間」なので、「カスマグサ」と言います。
花や葉の大きさは、中間の大きさ。
花の色も薄紫色。
花の数も1個から2個。
見事に真ん中なんです。

どれも似たところに生える植物で、3種類揃って生えているなんてこともあります。
こんなことに注目して野原を歩いてみると、おもしろいですよ。

ミツガシワの白い花が咲きだしました

2011-04-10 | 自然観察(植物)

浮島ヶ原自然公園に昨年移植したミツガシワ。
白い花が咲き始めています。



今日はいい天気だったので、たくさんのつぼみが開花していました。



アップにすると、こんな花です。
花弁の内側に毛がたくさんあります。
かわいい花ですよね。

関東以北の地域や、標高が高く寒冷なところでは普通の花ですが、海に近く暖かい浮島ヶ原では、ほとんどありません。
そのため氷河期の生き残りと考えられています。
これから、次々に咲いていくのではないかと思います。
機会があったら見に行ってみてくださいね。

湿原と富士山と青空と by 空倶楽部

2011-04-09 | 空倶楽部

低層湿原である浮島ヶ原自然公園からは、富士山がよく見えます。
ヨシが生えると、湿原と富士山を撮りにくる方が増えます。このあたりの原風景だからでしょうね。

このあたりはかつて広大な湿地帯であり、須津湖がありました。
公園内にも水路の跡がクリークとして残っています。
旧東海道の原宿と吉原宿の中間であり、街道沿いには鰻屋が並んでいたそうです。

その頃も景勝地だったようで、湿原と富士山の写真が多く撮られています。
その写真は、現在長崎大学付属図書館幕末・明治期日本古写真コレクションに収蔵されています。

この写真と、ほぼ同じアングルの写真もあります。
↓こちらから閲覧してください。
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/target.php?id=2960

こうして見ると、100年ほどでかなり景観が変わったことがわかります。

静岡県富士市 浮島ヶ原自然公園から。
PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR Diで撮影。
撮影日:2011/3/26 14:36

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※空倶楽部とは…
風景写真が好きな皆様が参加する緩~い集まり。
9日、19日、29日のいわゆる「9」が付く日には空をアピールする写真をアップしましょう!という内容です。
タイトルに、「by 空倶楽部」と付け加えるだけです。
文章の途中に、何処でいつ撮ったか、をさりげなく書いてもらうとgoodです。
皆様の参加をお待ちしております。

発起人:かず某さんchacha○さん