★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

アマサギに出会いました

2011-05-22 | 自然観察(鳥)

浮島ヶ原自然公園に行った帰り道。
いつもの田園地帯を走っていると、なにやらベージュがかったサギの群れが目に入りました。
「アマサギだ!」ということで、近くの歩道へ車をつっこみ、一眼レフを掴んで外へ出ました。



5羽の群れでした。
群れで移動しつつ、田起こしと代掻きが行われた田んぼでえさ探しをしているようです。



そーっとそーっと近づきます。



地面をつつきながら、エサを探しているようです。



そして歩き回りながら、さらにエサを探していました。
自分も、少しずつ近づいてみました。



たたずんで何を想う?
冬を過ごした東南アジアを思い出しているのかな?

アマサギは、夏に東南アジアから渡ってくる夏鳥です。
その名の通り、羽毛の亜麻色が美しい鳥です。
こんなに間近で見たのは、実は初めてです。

次は、もっと近づいた写真を載せたいと思います。

ホタルが舞う季節になりました

2011-05-21 | 自然観察(昆虫)

祖父の3回忌法要があり、御前崎市(旧浜岡町)へ。
浜岡原発停止で、一躍全国区の町になってしまいましたね。
母の実家の近くの川には、ゲンジボタルが飛びます。5月も20日を過ぎるとゲンジボタルが飛ぶ季節になります。
そろそろかなと見に行ったら、けっこうな数のホタルが飛んでいました。
すべて自然発生ですから見事なものです。



地面で光を放っているホタルも。
メスのホタルがもう出てきていました。



道ばたのギシギシにも、とまって光っています。
川から田んぼのあぜ道まで飛んでいき、光っているホタルもいました。
日本の原風景ですね。

前任校では、キャッチフレーズが「ホタルの舞う学校」でした。
なので子どもたちがホタルの幼虫を育てています。
水量や水温の管理までして飼っていますが、なかなかうまく育たずに、2月にはそう大した数を放虫できませんでした。なので、うまく飛んでいてくれるか心配ですが…。

でも、こんな藻だらけの川でも、こんなにたくさん自然に飛んでいる光景を見てしまうと、あれだけ一生懸命世話をするのは、ちょっと空しくなってしまう気もします。
富士でも自然に、たくさんのホタルが舞うようになってくれるといいんですが。

クロイトトンボのメスの口元を見てみると

2011-05-20 | 自然観察(昆虫)

目の前にとまったクロイトトンボのメス。
チャンスと思って、すかさず撮影しました。
改めて、よくよく画像を見てみると…



口に昆虫をくわえていました。
大きさから見ると、羽付きのアブラムシでしょうか。
イトトンボといえども、肉食昆虫なんだなと改めて感じました。

夕暮れの空と富士山 by 空倶楽部

2011-05-19 | 空倶楽部

9のつく日は空倶楽部の活動日…って、忘れてた!!!!(爆)
なので後出しです。

以前アップした写真と同じ場所、同じ空ですが、表情はまったく違いますね。
以前アップした空はこちら
この日は、夕陽を浴びて筋状になった雲が輝いていました。



富士山は薄雲の下。
沈みかけた夕陽の光を浴びて、ほんのりピンク色。
約1週間で雪が減り、がらっと変わっています。
前回の富士山はこちら



数分で雲が動き、刻々と変わっていく夕空でした。

静岡県富士市 自宅前から。
PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR Diで撮影。
撮影日:2011/5/14 18:10

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

道ばたのオオバナコマツヨイグサ

2011-05-19 | 自然観察(植物)

夕方になると、マツヨイグサの黄色の花が目立つようになってきました。
ほとんどが、背丈の低いコマツヨイグサです。
でもその中に、ひときわ花が大きいコマツヨイグサがありました。
オオバナコマツヨイグサと言うそうな。そのまんまですね。



近くで見ると、なかなか立派です。
よく見るとあちこちに咲いています。



黄色い三連星といったところでしょうか。



大きな花弁の4弁花です。
きれいなんだけど、翌朝には無惨な姿でしぼんでいるのが儚いですね。

秋の花 ミゾソバが早々と咲いていました

2011-05-18 | 自然観察(植物)

9月後半あたりから田んぼのあぜ道などでピンクの花を咲かせるミゾソバ。
びっしりと埋め尽くすように咲きます。

でも、時々早々と初夏から花をつけてしまうミゾソバも。
そんな花を見つけました。



タデ科の典型的な花ですね。
薄いピンク色のものは、花びら(花弁)ではなく、がく(萼)です。
これがタデ科の特徴ですね。



もっと拡大。
秋につける花より赤みが薄く、より清楚な印象です。
広い公園で花をつけていたのは、この1株だけ。
夏にかけて、ちらほらと見かけるようになると思います。

ハラビロトンボをじっくり観察しました

2011-05-16 | 自然観察(昆虫)
先日も掲載した浮島ヶ原自然公園のハラビロトンボ。(こちらを参照

体が黒ずんだオスが出てきました。
まだ青白く粉を吹いていないので、濃い紺色か藍色といった感じの体色です。



そんなに警戒心はないようで、静かに近づくとじっくり観察できるトンボです。
そーっと近づくことが必要ですが。



光の当たり方によっては、漆黒のトンボのようにも見えます。
デジ一眼のモニターでは、黒でつぶれているんじゃないかと思うほどでした。



さらに前に回り込んでみました。
1回飛んでも、また同じ場所に戻ってくることが多いです。
縄張り意識の強いトンボですね。



アップにしてみました。
複眼の間(前額と呼ぶそうです)が、濃い金属的なブルーになるのがハラビロトンボの特徴です。
もし見かけたら、じっくり観察してみてください。



このハラビロトンボのオスたち、今は縄張り争いに忙しいです。
他のオスが近づくと、たちまち争いが始まります。
2匹一緒に急上昇したり、平行に飛んだりしながら体当たりをします。
近くで争っていると、翅と翅がぶつかる音が聞こえてくるほどです。

縄張りが決まると、オスはそのエリアに陣取り、メスが来るのを待つわけですね。
トンボの世界もなかなか大変そうです。

クロイトトンボをまた見てきました

2011-05-15 | 自然観察(昆虫)

前回は手持ちで300ミリズームを振り回していたうえに、風があったのでピントが甘い写真になってしまいました。
なので、今回は三脚で撮影しました。まぁ、ズームレンズで夕方なので、それなりの写真にしかなりませんでしたが…。
1カットに複数入れることができるぐらい、結構な数で飛んでいました。



もうちょっとアップで。
もう少し経つと、青白く粉を吹くようです。



水面に落ちた葉の上にも。
夕方だったからか、風に吹かれてもじっとしている個体が多かったです。

今年もハラビロトンボに会えました

2011-05-14 | 自然観察(昆虫)

今年もハラビロトンボに会えました。
その名の通り、腹部が扁平なトンボです。
オレンジと黒の模様なので、未成熟個体かメスです。
オスは成熟すると、シオカラトンボのように青白く変色します。

縄張りを持つので、じっとしていれば同じ場所に何度もやってきます。
じっくり観察するには、いいトンボです。

今年もトンボの季節がやってきましたね。