★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

オオヨシキリは、ますます高らかにさえずっていました

2011-06-06 | 自然観察(鳥)

いい天気になったので浮島ヶ原自然公園のオオヨシキリをまた見に行ってきました。
運動会の代休で月曜日ながら休みだったわけですが、世間は普通の平日なので公園の来園者もまばら。

だからか、オオヨシキリも周りが開けた場所でさえずっています。
三脚をセットして、じっくり撮ることができました。



肉眼でも口の中の朱色がわかるほど、大きく口を開けてさえずります。
時折毛繕いをしながら、高らかにさえずっていました。
さえずっている時、冠毛が逆立ちます。



それにしても大きな口ですね。
大きな声でさえずるのはオスです。
このオスは、相手を見つけることができたのでしょうか。



オリーブ色の体色なので、地味な鳥ではあります。
でも、間近で見るとかわいい鳥ですよね。

ウスバキトンボがやってきました

2011-06-06 | 自然観察(昆虫)

アジアに広く分布するウスバキトンボ。
夏にかけて日本へ北上してきます。
浮島ヶ原自然公園の近くにあるため池に、早々と来ていました。



ちょっと風があったためか、じっと止まっていてくれました。
群れでやってくると、田んぼの上などで飛び回り、なかなか写真が撮れないトンボです。
プールなどでも繁殖し、40日ほどで成虫になってさらに北上していくというトンボ。

でも南方系のトンボなので、日本で冬は越せません。
だから10月を過ぎると死滅してしまうというトンボです。なぜこんな渡りをするのかは、よくわかっていないようです。

これからたくさん飛び交う群れが見られそうです。

(ウスバキトンボとしましたが、腹部の黒条があまりないのが気になります。改めて調べてみます。もし正確にわかる方がいましたら、教えてください)

オオヨシキリがやってきています

2011-06-05 | 自然観察(鳥)

浮島ヶ原自然公園のヨシ原にオオヨシキリがやってきています。
まぁ大きい声で鳴いています。
でもタチヤナギの葉に隠れていたり、ヨシ原の中にいたりして、声はすれども姿が見えないなんてことが多いです。



でも、じっと待っていると姿を見せてくれます。
しばらくはここに滞在して、子育てをします。
梅雨空の下で、うるさい鳴き声がまだしばらくは続きそうです。

ホソバノヨツバムグラが小さな花を咲かせていました。

2011-06-04 | 自然観察(植物)

今の時期の浮島ヶ原自然公園には、これといって目立った花がありません。
でもよく見ると、いろいろな小さな花が咲いています。
ホソバノヨツバムグラもその1つ。
小さく白い花を咲かせています。

あまりにちっこい花なので、普通の人は気付きません。
湿地でひっそり咲いている、そんな花です。

水が入った田んぼにカモが来ていました

2011-06-03 | 自然観察(鳥)

ちょっと前の写真です。出すのを忘れていました。
田んぼに水が入って、いよいよ田植えの時期です。この田んぼは、すでに田植えが終わり、ミジンコが発生していました。

こんな浅い水辺はカモたちには絶好の食事場のようですね。



この群れの最大勢力はコガモです。
結構な数が1枚の田んぼに入り込んでいました。



マガモの夫婦も混ざっていました。
カモたちにとっては、浅い池みたいなものなのでしょうかね。

東名牧之原SAのツバメ

2011-06-02 | 自然観察(鳥)

母方の実家へ行く途中、東名牧之原サービスエリアで休憩しました。
トイレの近くに行くと、低高度で飛び回るツバメたちが。
営巣地としてここを利用しているようです。

ツバメはヒナを狙う外敵(ヘビやカラス)を寄せ付けないために、私たちヒトの生活圏のそばで営巣します。
24時間人通りの激しいサービスエリアはうってつけですね。
休憩場所としての緑地や水がありますから、巣の材料もありますし。
SA側も、巣を作られたくない場所には網を張るなどして、ツバメと共生していこうという姿勢がみてとれました。ヒナが孵るとフンがすごくて清掃が大変ですが、それよりも2m弱の距離でツバメが見られるため利用者に喜んでもらえることの方をとったのでしょうね。
足柄SAでも同じ光景が見られます。人間とツバメのいい関係だと思います。



このツバメは、仮設店舗のポールの上が定位置でした。
ちょうど通路脇で下を通る人の流れが見渡せるからでしょうか。安心して毛づくろいをしている姿も見られました。



「いい天気だから、ヒトがたくさん来ているなぁ…」
なんて思っているのかな。



まわりを見渡しながら何を想っているのでしょうね。
これからいろいろなところで子育てをするツバメに出会えそうです。

新しく造成した花壇には、コマツヨイグサが満開でした

2011-06-01 | 自然観察(植物)

校舎建て替えのために新しく造成した花壇。
この2ヶ月間で、土に混ざっていたり飛来したりした種からいろいろな植物が育っています。
夕方になると、コマツヨイグサの黄色の花が多く咲いていました。



ありふれた花ですが、アップにしてみると、なかなかの花ですね。
観賞用に持ち込まれたのもよく分かります。

身近な帰化植物には、江戸・明治期に観賞用として持ち込まれたものが多くあります。
それが今では「雑草」と呼ばれて花壇から抜かれ、代わりにもっと華やかな外来の花が植えられています。
美意識の変化と考えるべきか、単に人間のわがままなのかと、いつも考えさせられますね。