曖昧批評

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WBC 2017 日本代表 私的スタメン&投手起用

2017-02-20 23:43:41 | スポーツ
WBCの初戦まであと2週間ほど。各球団のキャンプも終わり、球界はそろそろ侍モードである。小久保監督の采配は僕には理解できないので、実際の試合とは全然違うことになると思うが、小久保が選んだ現状のメンバーで自分ならどうするかを考えてみた。

まずスタメン。

1青木 中
2菊池 三
3坂本 遊
4内川 一
5筒香 指
6山田 二
7平田 左
8大野 捕
9秋山 右

テーマは安定感・確実性。打線として好不調の波が少なく、どんな相手からも4点は取れるイメージで考えた。

現役のメジャーリーガーでWBC経験者の青木が1番として何度も打席に立てば相手は嫌だろう。かつてのイチロー的な役割。

菊池は外されてもバットに当てるなど、いろいろ器用に繋げそうなので2番。山田との兼ね合いでサードに回ってもらう。

昨年からの坂本は充実しているように見えるので最重要な3番。多分彼は今選手人生で一番乗っている時期。

中田は手首だっけ?万全ではなさそうなのと、プレッシャーがかかる試合だと脆そうなので、スタメンからは外した。代わりの4番には、高い技術によって不調ということがほとんどなく、経験豊富で年齢的にも今回リーダー的であろう内川を指名。

筒香も全日本の4番は年齢的にもまだ荷が重いので5番。三冠王松中も駄目だったくらいだからね。まあ、彼の場合はポストシーズンに弱すぎたというのもあるが。

山田は昨年の死球禍から立ち直っていないかもしれない&春先の山田は並以下の打者なので、取り敢えず6番で気楽に。調子が上がらないようだと、6番サードに松田を入れ、菊池をセカンドに戻す。

平田はプレミア12の時のように確変するかもしれない。そういうのが7番にいると敵としては本当に嫌なはず。確変しない場合は早めに見切って鈴木誠にする。

正捕手は大野。嶋は経験豊富だが、肩が衰えてきたような気がする。嶋はバックアップで。

ラストバッターは秋山。今回のメンバーの中で、9番にいると一番嫌な打者だと思う。次が青木で左が続くのが我ながら気になるけど。


投手起用は、先発は3人、第二先発という役割がある、という小久保構想(?)は守って考えみた。

先発:菅野、藤浪、武田翔

第二先発:石川歩、則本、牧田

中継ぎ:平野、秋吉、増井、松井、岡田、宮西

抑え:千賀

先発3人は、たぶん小久保構想と同じ。昨年散々だった藤浪が心配だが、やばそうなら早めに第二先発にスイッチすればいい。

第二先発は牧田がポイントかな。増井でもいいのだが、牧田はワンポイントとかより、アンダースローが苦手とわかっている相手に長めに投げさせるほうがいいと思う。走者を背負った場面で牧田だと、球威が不安というのもある。短いイニングorピンチでは球威のある増井のほうがいいかな、ということで牧田は第二先発。

中継ぎは松井がポイント。プレミア12の衝撃の敗戦以来、僕は彼を信用していない。小久保は抑えに使うだろうが、僕は左のワンポイントとしか考えてない。でも左殺しの一番手はおそらく宮西。

で、抑えは千賀を指名する。落差のあるフォークが抑え向き。リリーフの経験もあるし、内心はどうなのか知らんけど、あの不敵な面構えは、相手が外国チームの最終回でも変わらないだろう。

・・・・・

野手は、柳田と丸がいないくらいでベストメンバーだろうけど、今の日本球界は内野の層が薄いなあと感じる。内野でこの人も選びたかった、という人、いないもんね。中村(おかわり)が選ばれてないが、彼は代表にやる気を見せないからなあ。

もっといないのは捕手だけど。12球団で去年規定打席に乗った捕手っていないんじゃない?

僕が安定志向の打線にしたのは、予選ラウンドでキューバ、オーストラリアという強敵と当たるからだ。WBC4回目にして初めて、予選ラウンドで絶対に勝てるという安全牌がいない。中田を中軸に入れると、当たれば大量点だが、外れれば淡白に試合が終わってしまいそうなので、確実な内川にした。

投手は涌井や菊池雄星、野村祐、中崎、山崎なんかもいるので、松井を選ぶ理由が分からん。せっかくプレミア12とかで使って慣れさせたから今回も、みたいな小久保の硬直した思考で選ばれた投手が何人かいる感じ。松井が緊張する場面で投げることのないように、打線は早め早めに、大きめに勝ち越して欲しい。

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