土曜日、東京ヤクルトスワローズが交流戦で優勝した。今日も勝って14勝4敗。18試合制になってからの史上最高勝率だそうな。
ヤクルトファンからすると、今のチーム状態は決して万全ではない。奥川くんは行方不明だし、サンタナは帰国、手術して今期絶望的だし、昨年大活躍した新・近藤も消息不明だ。
そんな状態なのに、昨年からソフトバンクに6連勝。2015年の日本シリーズの屈辱をかなり晴らした。悪いけど、福岡での三連戦、かつての怖さをソフトバンクに感じなかった。
日本シリーズでセリーグ覇者を完膚なきまでに叩き潰していた頃の主力選手、特に野手が年齢的にかなり劣化しているのではないか。柳田は33歳、グラシアルは36歳、松田は39歳、デスパイネが35歳、中村晃が32歳だ。
それに対してヤクルトは、かつてはスタメンがほとんど30代だったが、今は世代交代がうまく行きつつある。村上君22歳は言うまでもないが、もう正遊撃手といっていい長岡は20歳、最近第二捕手っぽく使われている内山なんかは19歳である。青木おじさんが怪我したら終わっていた数年前とは別のチームになっている。
昨日今日と巨人が負けたので、セリーグでもこれで7ゲーム差。試合数少ないのに両リーグ40勝一番乗り。貯金なんと19。昨年の日本一なんだから当然かもしれないが、この急な強豪感に、まだ馴染めない。
でも慣れなくていいと思う。戦力が万全とは言えないわけだし、まだシーズンは長い。ファンとしても油断せず、慢心せず一つ一つ勝ちを見守っていこうと思う。