2001年
杉下から渡された奨学金の試験?に成瀬が合格。杉下がシャーペンをカチカチ5回鳴らす。バカヤロウ? ヒキョウモノ? 杉下に避けられてるので真意がわからず、成瀬がモヤモヤする。
東京の大学に進学したい杉下を、杉下母が部屋に閉じ込める。なんと朝までドアの前にいて寝てた。杉下は窓から脱出し、地鎮祭か何かを主催中の父に進学を直訴。土下座して「お金を貸してください」と叫んだ。父は公衆の面前で体裁を気にして承諾。「勝った」の顔をする杉下。
合格シーンは描かれないが、2人とも希望の大学に合格。卒業式でも2人は話せず。
先に東京へ旅立つ成瀬に、父親がくしゃくしゃの1万円札を剥き出しで渡す。あんまりお金ないはずなのに無理してる。
成瀬が乗った船が出航。いてもたってもいられず走り出す杉下。防波堤を走りながら「成瀬君頑張れ〜!」と叫んだ。成瀬も船から「杉下!頑張れ!頑張れ!」と叫ぶ。その光景を見て、やはりこの2人には特別な絆があると確信する高野巡査。
杉下も上京。風呂なしで家賃2万という「野ばら荘」に住むことに。台風の洪水騒ぎで野ばら荘の住人、西崎真人、安藤望と仲良くなる。安藤は大学の先輩でもあった。
野ばら荘は築60年の古いアパートだが、新しい地下鉄の駅ができるとかで不動産屋から売ってくれと言われていた。大家のおじいちゃんは売りたがっていない。なんとか売らずに済む方法を考えよう。西崎の提案で「N作戦」が始まった。Nは野ばら荘のN。
現在(2014年)
高野は杉下に接触しようとするが、居所を教えてもらえず。安藤が杉下と再会。そして抱きしめ。西崎が成瀬に電話。
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島パートが終了。島を離れる成瀬と杉下の頑張れの叫び合い。そのバックに流れる家入レオの「Silly」。辛すぎる島での生活を、お互いだけを頼りに耐え切った二人の、今後の健闘を祈るエール合戦。男女の関係以上の何か、魂の励まし合いに胸が熱くなりました。前半の山場というか1番泣ける所だ。当然タイトルの絵はそこにしました。

厳しい島パートを乗り越えた視聴者にとっても、しばらくは楽な展開が続く…はず。新入生のサークル勧誘にもみくちゃにされる杉下は、バイトに遅れると困りながらも嬉しそう。
タワマン殺人事件(2004年)の映像がちょいちょい挟まる。夫妻の死体を囲んで立ち尽くす西崎、杉下、成瀬、安藤。どうしてこうなってしまったのか。第3話では、ドアチェーンが外からかかっていたことが映される。