「こどもの日」を前に総務省が4日まとめた人口推計(4月1日時点)によると、外国人も含めた14歳以下の子どもの数は前年と比べて15万人減の1605万人で、35年連続の減少となった。総人口に占める割合は12・6%で、42年連続の低下。比較可能なデータのある1950年以降、人数、割合ともに過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。内訳は男子が822万人、女子が782万人。3歳ごとに区切った年齢層別では、低年齢層ほど人数が少なく、12~14歳が342万人で、0~2歳が307万人。