「負の歴史と 文革展示を 習、封鎖」 2016年05月10日 | 時事川柳 中国南部・広東省スワトーで、経済や文化に壊滅的被害をもたらした文化大革命(1966~76年)の「悲劇」を伝える「文革博物館」が、地元当局によって封鎖された。文革開始から50年となる節目に共産党の「負の歴史」に注目が集まることを警戒したものとみられる。博物館は「歴史を鑑とするため」として、スワトー市元副市長の彭啓安さん(83)を発起人に建設され、2004年に完成。館内では、毛沢東が発動した武力闘争などで1000万人が犠牲となったとされる文革の教訓を記した掛け軸などを展示していた。