バングラデシュの首都ダッカの飲食店を武装グループが襲撃、人質を取った事件で、萩生田光一官房副長官は2日、治安当局の救出作戦で日本人男性1人が救出され、7人が安否不明になっていると述べた。男性は被弾して負傷したが意識はある。政府筋は7人の安否について「厳しい見通しを持っている」と語った。救出作戦では実行犯数人が射殺され、外国人3人を含む人質13人が救出された。日本政府関係者によると、救出されたのは東京都内の建設コンサルタント会社社員の渡辺玉興さん。萩生田氏によると、渡辺さんは国際協力機構(JICA)の円借款のプロジェクトに従事していた。