「対中へ 緊急発進 過去最多」 2016年07月06日 | 時事川柳 防衛省は5日、今年4~6月に、中国機に対して航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数が199回に上り、国別の公表を始めた2001年度以降、最多となったと発表した。発表によると、中国機への緊急発進は前年同期比で85回増加。東シナ海上空に現れた戦闘機や情報収集機に対するものが多く、中国が沖縄県・尖閣諸島方面に活動範囲を広げている傾向がみられるという。6月17日には、同諸島付近で空自機が中国機と接近し、相手のミサイルを誘導するための火炎弾を発射するなどして空域を離脱する事案も起きた。