東京都知事選(14日告示、31日投開票)で、自民党の小池百合子元防衛相(63)が6日、都内で記者会見し「政策を論じる時間もなくなる。総合的に判断した」と述べ、党都連の候補者決定を待たずに出馬することを表明した。都連が擁立に動いている増田寛也元総務相(64)が立候補すれば分裂選挙となるが、小池氏は公約に“都議会解散”を掲げるなど、都連との対決姿勢を鮮明に打ち出した。小池氏が覚悟を決めた。5日に党都連の石原伸晃会長(59)に推薦を申し入れたが、結論は10日の参院選後に延ばされ「政策を論じる時間がなくなるという客観的な状況と、自らの意思を含めて総合的に判断した」と立候補を正式に表明した。