今年の世相を反映し、話題になった言葉に贈られる「2014ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表された。年間大賞には、女性お笑いコンビ、日本エレキテル連合がコントで使うフレーズ「ダメよ~ダメダメ」と、日本の安全に重大な影響を与える恐れが生じた場合などに限って行使容認が閣議決定された「集団的自衛権」が選ばれた。東京都千代田区で開かれた表彰式で、日本エレキテル連合は、「今年だけと言わず来年も使い続けてくれなきゃ」「ダメよ~ダメダメ」と掛け合いを披露し、会場を沸かせた。そして、第47回衆院選は2日、公示され、14日の投票に向けて12日間の選挙戦に入る。
自民と対抗するため、野党が競合する選挙区で候補者の一本化を図る民主だが、「大阪都構想」をめぐって維新の党と激しく対立する大阪では、民主が候補者を擁立する5選挙区のうち、4選挙区で維新も候補者を擁立する構図となった。党本部が公認を絞り込む形で維新に“配慮”してきた民主だが、激戦区の大阪12区でも新たに新人の擁立を決めた維新に、府連幹部は憤りを隠さない。大阪では、野党共闘とはほど遠い状況のまま、12月2日の公示を迎えようとしている。