功山寺決起

第157回 独立講演会@神戸に当選しました。㊗️

経済産業部会の正副会議です。(2021-11-12 12:06:52)

2021-11-12 12:45:50 | On the Road
▼きょう11月12日金曜の午前に自由民主党本部で開かれた、経済産業部会の正副会議 ( つまり部会の役員と政府側の協議 ) です。
 これを受けて、きょうの午後に、経産部会のいわゆる平場の審議、すなわち自由民主党の全議員が自由参加して議論する場も開かれます。
 いずれも主なテーマは、緊急の経済対策です。

▼経産部会の役員は部会長以下、全員が一新されました・・・ところが、なぜかぼくだけが部会長代理に留任です。
 なぜなのかはまったく知りません。人事について何の働きかけもしませんでしたから。
 これは党の人事ですね。
 政府の人事については、総選挙の前に、参議院自由民主党の幹部からお問い合わせがありましたから「すべて辞退します」と申しあげました。

 部会長代理としては、当選1回なので、留任しても以前とおなじ端っこの席です。
 すると目の前に政府側、すなわち経産省の幹部がずらり並んでいます。


▼この正副会議の前に、ぼくと経産省幹部はかなり議論しています。このエントリーにある通りです。
 ところが、肝心なテーマのひとつ、メタンハイドレート、メタンプルームをはじめ自前資源について、経産省が写真の経産部会・正副会議に用意した原案にとんでもないところがあり、あえて語気を鋭く強めて、改善を繰り返し求めました。

 正副会議の内容はオフレコなので紹介できません。
 しかし議論の全体を通じての重い課題を、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) の次回収録で主権者にお伝えします。

▼経産部会の新しい部会長は、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の執行部の一員、常任幹事の石川昭政代議士です。
 ぼくは護る会の代表です。
 強く良き連帯が最初からある訳です。




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青山千春Phd. ( 博士 ) が世界中で特許を取った技術(2021-11-12 04:45:32)

2021-11-12 08:46:07 | On the Road
( 世界最大の地球物理学会~AGU American Geophysical Union アメリカ地球物理学連合~のポスター発表会場で、独立総合研究所のメタンハイドレート・メタンプルーム研究が諸国の学者から大きな関心を集めている現場です。
 青山千春Phd.は、このAGUでこうしたポスター発表や口頭発表を行っています。ぼくもAGUで口頭発表、そして招待講演を行いました )


▼青山千春Phd.東京海洋大学特任准教授 ( 独立総合研究所社長 ) と研究チームは、きょうから再び、研究調査船に乗船し、荒れる季節の日本海に出て行きます。
 ぼくが総選挙の応援遊説で、駆け回っていたときも、乗船中でしたが、再び洋上です。再び、陸に居ません。

▼目指すのは、日本の海が抱擁する自前資源であるメタンハイドレート、メタンプルームの実用化です。
 特に日本海は、現状では、メタンプルーム ( 凍った天然ガスであるメタンハイドレートの粒々が海底から柱状に立ち上がっている、それがメタンプルーム ) を通じて海面から大気中にメタンが出ています。
 メタンは、地球温暖化効果が二酸化炭素の25倍ほどだというのが国際学会で主流の説です。
 そのメタンプルームを海中で、つまり海底から湧きあがってくるのを膜で捉まえて、天然ガスとして実用化します。
 海底の掘削が一切ありません。
 だから漁家の尊い仕事を破壊しません。逆に、日本海の漁家と連携してカニ篭漁のさらなる隆盛に繋がるよう連携しています。メタンプルームの噴き出すところにカニが集まるからです。
 ぼく自身も、日本海の漁家、漁協を訪れています。

▼上述のように、海面から大気へのメタン放出を抑えますから、実用化によってむしろ環境を改善する、初めての埋蔵資源として、世界最大、世界権威の国際学会AGU ( アメリカ地球物理学連合 ) で長年、深い注目を浴び続けている研究です。
 青山千春Phd. ( 博士 ) が世界中で特許を取った技術が、特許使用料を取ることなく無償で活かされています。

▼これは独立総合研究所 ( 独研 ) の自主調査と聞いています。
 調査航海における研究者は徹夜続きです。それを荒れる海で遂行する心身の烈しい負担に加え、独研の費用負担も凄まじいものがあります。
 独研は自立のために株式会社ですが、「会社の利益は追求せず国益を追求する」という理念を初代社長のぼくが創業時に掲げたことを守り続け、国家国民のためだけに調査を遂行しますから、売り上げはゼロ、まったく売りません。すなわち費用負担の全額がそのまま巨額の赤字となります。
 そして受け取るのは、執拗な妨害と中傷という現状です。

▼しかし不肖ぼくが国会に出てから5年4か月、国、すなわち経産省と内閣の姿勢は大きく変わりました。
 まったく無視していたのが、すくなくとも邪魔はしなくなり、わずかながら予算も出るようになり、経産省の良心派と連携できるようになりました。
( ただし今回の調査航海は、前述のように、独研の自主負担です。今回とは別に、国の正しい調査も行われるようになったということです )

▼天知る、海知る、地知る。
 こゝろある主権者も、海から吹く風で、そこはかとなくご存じだ。
 そう思うのみです。

 報われざる者どもよ、恐ろしさも秘めた海から、無事に戻れ。




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経産省を背後から、下から励ます、一緒に考える(2021-11-12 03:27:03)

2021-11-12 08:31:35 | On the Road
( 議員会館の青山繁晴事務所、その執務室の窓辺に置いた、龍馬さんと中岡慎太郎さんの姿。ふたりは盟友として協議中に暗殺者に襲われ、絶命、今も並んで京都の山腹に居ます。
 生前、共に無冠のまま奔走し、何も報われることなく、そして悔いなく、天に戻られました )



▼・・・笑えるほど、忙しいですね。
 笑える、というのは無冠にて決定権が何もないのに、考えられないほど時間がいつも切迫しているからです。
 ということは、水面下の働きのみ、ということでもあります。

▼いま、力を費やしていることのひとつは、緊急の経済対策について、経産省を背後から、下から励ますこと、一緒に考えることです。

「通産省の時代に敗戦後の日本の産業を民間と共に興した、そのほんらいの志を、発揮してください。今のトヨタだって、観音開きのドアのクラウンをアメリカの高速に、通産官僚とトヨタの技術者が連携して持ち込んだところから始まりました。
 ビュンビュン快適に飛ばしていくアメリカ車を横目に、クラウンは止まってしまって路肩に寄せて、技術者は涙した、そこからむしろ始まりましたね。
 戦勝国アメリカに全く叶わなかった現実をトヨタの技術者と通産官僚が現場で共有してこそ、アメリカ車を凌 ( しの ) ぐ今がある。
 現在のトヨタという会社は、経産省の本音からすると尊大に見えるでしょうが、原点に誇りを持って戻りませんか」

「しっかりやります、きっちりやりますという抽象論をもはや言わず、どこまでも具体的に、国民生活と中小零細企業の仕事の窮状に踏み込んで、対策を立てましょう」

「増税が本願になってしまっている財務省に負けるな。水面下で戦え。しかし上手に、強 ( したた ) かに戦え」

 このように実際に、きのう11月11日木曜も、居並ぶ経産省の幹部、若手たちに語りかけました。
 財務省との戦いについては、具体的、詳細な策も提示しました。無条件の公開情報のここでは申せませぬ。財務省の行政官 ( 財務官僚 ) で気になる人は、ぼくとのアポイントメントを秘書さんに申し入れて議員会館の青山繁晴事務所へお出でください。フェアに議論しましょう。


▼もうひとつ。
 岸田総理は総選挙中に「従業員の賃金を上げる中小零細企業には、減税を行う」と約束なさいました。
 これを現場の努力で、実行に持ち込むこともやっています。
 減税を実行するだけではなく、その引き下げ幅を大幅にすることで経産省と合意しました。
 ここは前述の通り無条件の公開情報ですから引き下げ幅はまだ申せません。しかし具体的に定めました。
 財務省の説得という難事が待ち構えていますが、これが実現できて初めて、総理も公約のひとつを実行できることになります。

 ぼくは無冠ですから、岸田総理に何も指示されていません。
 岸田総理と議論することは、ありのままに申してありますが、指示はされません。
 ではなぜ、総理の公約実現のためにも動くのか。

 ぼく自身も、総選挙の応援遊説で、何度もこれに触れましたね。
 おのれの選挙ではなく応援であっても、主権者にとっては約束です。
 だから総選挙後すぐに、現場にて戦うだけのことです。

▼経産省の行政官 ( 官僚 ) の一群が、議員会館の青山繁晴事務所にやって来ますから、このように督励し、そのときに細部と奥に届く具体策を提案すると同時に、必ず、国家観と歴史観に基づいた大局の思想も語り、彼らの奥底に眠っている永遠に若い志を引き出そうと、僭越ながら努めています。

▼目の前に厚い既得権益の壁、永田町と霞ヶ関の思い込みという壁がいつも通りに聳 ( そび ) え立っています。
 それを怖がっていては、主権者のために働くことなどできませぬ。
 結果はどうなるか分かりませんが、とにかく匍匐 ( ほふく ) 前進を続けるのみです。

▼というわけで、オールドメディアにはもちろん何も出ず、ネットにも出ず、姿もなく声もなく働いているにもかかわらず、どうやら気配で気づいてらっしゃるような書き込みも、稀には、いただきます。
 主権者の洞察力に、敬意と感謝を申します。

※ ゆうべとその前夜も、動画による新しい情報を主権者に無償、無条件にて提供しています。
▽「観光客 入れるナ」。これです。
▽「林外相 中谷補佐官 ヤマタク元副総裁 どーする」。これです。
▽動画の全容「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、ここです。








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