▼海上自衛隊潜水艦隊の潜水艦「やえしお」 ( SS - 598 ) に乗艦し、司令塔 ( セイル ) へ昇るときです。
国士たる潜水艦隊幕僚長、三木伸介・海将補 ( 当時 ) が招いてくださいました。
晴れ晴れと、祖国の海と空と、そして大地と共にある。
ぼくの最大の危機は二十歳の心の裡 ( うち ) だったと思っていた。
大学へ行けない人が居るのに、なぜ自分は安全に大学へ通っているのか、何を自分に言ってもそれは自分の安全を守りたい言い訳だと、誰にも言わず苦しみ抜いた。
しかし、ふつうに考えて、危機は内と外にある。
今は、外から来る危機です。
内の危機ほど、辛いものは無かった。
外の危機なら、どうということもありませぬ。
日本の唯一の主人公たるみなさん、何があっても決して屈しないで、この先も、一緒にやりましょう。
一艘の艦に、共に乗り込んだ同胞として。