今夜は、「総裁選ラスト争点」のまさしくラストです。
「中露の大統合作戦に対峙するために、フレアで良かったか」を三浦麻未公設政策秘書、主権者のみなさんと一緒に考えています。
戦う二十歳、学生インターンの増野優斗くんの今夜の戦場はここです。不肖わたしは公の憤怒をかなり感じています。
▼議員投票を前に、あらためて考えます。このたびの総裁選は、半生でもっとも大きな敗残でありました。
しかしほんとうは、おのれのささやかな信念、「成功は次の実りをもたらさない。失敗こそ財産だ」の実践でもあります。
3年前の総裁選は、安倍元総理と本音で話しあって、わたしは当事者になることなく終わりました。そのために成功も無ければ失敗も無かったのです。
『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』で赤裸々に、腹の底では覚悟を決めて、みなさんに明かしています。
3年前の9月、議員投票のあった夜、自宅にあった酒という酒を飲み尽くしてなお、酔わずにいたのは、なぜか。
おのれを鍛造することなく終わったのが、刀を研ぎ出せない刀鍛冶のように空しく思えたからです。
今回は当事者となり、研ぎ出した刀はみずからの胸を抉りました。
期待と裏切ったすべてのみなさんに、総裁選の最後のこの夜、今ふたたびのお詫びと感謝を申しあげます。
深々と抉ったわが胸の奥から、現場体験という栄養たっぷりの力が、ふつふつと湧きあがってきます。