功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

積み重ねた疲労…(2020-05-29 05:50:35)

2020-05-29 10:08:39 | On the Road

 毎日がみなさんの人生です。一日一日、二度と返ることのない日々です。
 ぼく自身も、同じく、そうやって崖の上を歩いています。崖の下には、生と死の海が広がっています。

 だから一日も途切れることなく、この地味なブログにて、みなさんと語りあいたいのです。
 ところがきのうは、早朝から夜の始まりまで公務に就き、そのあと、前後左右が分からなくなってしまいました。
 身体に異変は何もありません。ただ積み重ねた疲労だけが、のしかかって、物理的に動けません。
 日本が建国以来、初めて開発に着手しようとするところまで漕ぎ着けた自前資源、メタンハイドレートをめぐって連絡をとらなければならない仕事がある、それがプレッシャーになって、ようやく夜半に動き、仕事を済ませ、また疲労に身体をそのまま委ねました。
 すると今朝、4時ごろ、いつもの起床時間から、すべてが戻ってきました。



 きょうも朝早くから国会に出ます。
 国対へ、政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) 副会長として陪席することや、参議院本会議や、自由民主党外交部会正副会議 ( 役員会 ) とずらり日程が詰まっている合間に、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の総会を開き、ふたたび消費減税法案づくりについて積極的に議論を重ねます。

 消費減税、全国民一律10万円給付を海外の同胞にもおこなうこと、拉致被害者の全員救出、思い込みと妨害と既得権益を突破して自前資源を開発してゆくこと、検察庁法の改正や種苗法の改正をめぐって曲解が大規模に流されるのを食い止めること、硫黄島の英霊を故郷に取り戻すこと、これらはみな、深く繋がっています。
 その根幹にも、この、誰にも広く無条件で公開しているブログで触れて、記していきます。
 きのう5月28日木曜も、ほんとうはブログが途切れたわけではありません。
 きのうの午前4時過ぎに、もっとも重大な事実を、書けるぎりぎりまで記しています。
 しかし、その根本的な意味を、ゆうべ主な公務を終えたあとに書き込みたかったのがで、どうにも立つことができず、実行できませんでした。 ( ぼくは自宅では立ち机でパソコンに向かっています。足腰を維持するためです )




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5月27日水曜の夜、電話による直接交渉(2020-05-27 19:56:33)→(2020-05-28 04:04:51)

2020-05-28 06:00:54 | On the Road
 ようやく公務に隙間がすこしできました。
 それに、会員をお待たせしていた東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の第1089号も配信できました。
 だから、この大切なブログも書いていきます。
 まずは、きのうの対策本部のリアルな報告です。
 そのあとは、種苗法の改正の続きです。

 あ、ちょっと、待って。
 電話です。



 同胞をひとりひとり、ひとりひとり護る。
 国内にあっても、海外にあっても、同じ日本国民であるからには日本国の内閣総理大臣そのひとが護り抜く。
 不肖ぼくを含め、まつりごと ( 政 ) に関わる者は、政も官も問わず一身をもって、立場や意見の違いを乗り越えて、日本の主人公である民をすべて護ることを支え抜く。
 武漢熱の厄災にあって、これを貫くことができて初めて、北朝鮮という外国に囚われたままの拉致被害者の全員救出にも繋がる。

 この決意が国民に伝わらなければ、感染の拡大と、亡くなってしまう方が増えることを他の主要国より抑えても、民の信任は得られません。
 海外の同胞にも、等しく、一律給付10万円を実行することの本質的な意味はこれです。

 それが理解されるように昨夜、5月27日水曜の夜、電話による直接交渉を続けました。
 事態を動かすという答えがありました。
 これまでに無い答えが、ありました。




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間近に迫る「第二次補正予算案」閣議決定(2020-05-27 04:58:04)

2020-05-27 13:45:53 | On the Road

 きのう5月26日火曜の朝に、武漢熱をめぐる自由民主党の対策本部が、感染症対策を施したうえで開かれました。
 令和2年度予算の第二次補正予算案について、政府側の説明を聴き、議員の側から意見を申すための会議です。
 たとえば海外の同胞への一律10万円給付は、悪戦苦闘の末に岸田文雄政調会長の決断があり、党から政府への第二次補正予算案をめぐる要請に正式に盛り込まれました。
 現状では、外務省が海外の同胞をしっかり把握できておらず、給付できないという現実があることを認め、では、制度とシステムをつくって給付するという内容です。

 ところが、きのうの政府側の説明にはひとこともありません。
 ただし、きのうの説明は主要点だけに絞ってありましたから、海外同胞への給付をやらないということではありません。
 しかし、しっかりしたやる気、熱意が感じられないのです。
 中国発の武漢熱がもたらした、未曾有の経済危機、生活危機に対応する補正予算ですから、一刻も早く成立させねばなりません。
 そのために、きのうの時点でもう、この第二次補正予算の政府案の閣議決定が間近に迫っています。
 だからといって、諦める、放棄することはできません。


 中学からの友だちであれ、海外にいらして、なおかつ会ったことのない日本人のかたであれ、ぼくらはみな同胞なのです。
 自由民主党の正式な要請に舌をこっそり出すがごとくの官僚、行政官も、誠にだらしのないぼくを含めた自由民主党の議員も、みな、同胞です。
 隣国、中国の共産党独裁がもたらす、人類への厄災を食い止めるためにも、意見・異見を尊びつつ、一致するところを探してそこに共に立脚すること以外に、何があるのでしょうか。

 では、対策本部で不肖ぼくは何を致したか。
 大したこともできてはいませんが、そこから次です。

 静かな怒りはあるのかな、と、おのれの胸の裡 ( うち ) をこの夜明け前に覗き込んでいます。
 はい、あります。
 しかし官僚群と自由民主党に怒ってしまえばオシマイです。自分の鬱屈を解消しようとしているだけです。問題が解決しないだけではなく、鬱屈も実は解消しません。




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種苗法の改正の主目的(2020-05-26 04:30:10)

2020-05-26 12:38:00 | On the Road

▼世界に冠たる日本の農家のみなさんがつくられた優良品種が、海外、特に中韓の両国に流出してしまっている現状があります。
 しかも中韓などでは、その品種について増産に増産を重ね、どんどん輸出もしています。
 これは、日本農業の新しい道である「積極的な輸出によって農業を強くし、翻って日本の食料自給に改善をもたらし、かつ世界の食料危機克服にも貢献する」ことを妨害します。
 その害が日々、放置すれば深まっていく現状にあります。

▼たとえば、不肖ぼくも大好きなシャインマスカットです。
 日本の農家の智恵と汗と涙で開発された、素晴らしいマスカットです。これが韓国で生産され、しかも安価で輸出されています。
 こうしたことを繰り返さないよう、海外への品種の持ち出しを制限するのが、種苗法の改正の主目的です。


▼同じ農業のうち、畜産農家の和牛について、受精卵が不正に中国に持ち出されるという大事件が西暦2018年に起きました。
 それをきっかけに、安倍政権は「家畜遺伝資源不正競争防止法案」と「家畜改良増殖法改正案」をこの通常国会に提出し、4月に成立しています。
 種苗法の改正案は、それと同様の政策です。
 この法改正は、日本の野菜・果樹の知的財産が国外へ持ち出されることを阻むのが目的ですから、大切な法案そのものです。


▼日本農業が中韓などに好きなように浸食されるこの現実を、政府が国民にほとんど知らせていない。それこそが、この祖国防衛のひとつである法案が理解されていない、最大の原因です。
 農水省がホームページに載せていれば良いという問題ではありません。




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中山市長と電話で協議(2020-05-26 02:38:35)

2020-05-26 05:27:00 | On the Road

▼尖閣諸島はご存じのように、沖縄県石垣市の一部です。
 その石垣市の中山義隆市長とは、市長が沖縄の青年会議所を代表なさっていた時代からおよそ15年前後のお付き合いです。
 沖縄にて国を愛するという理念を掲げ続けるために、さまざまな妨害にも耐えているひとです。

▼昨夜、5月25日月曜の夜にその中山さんと電話で協議し、尖閣諸島の海での漁労について、あらためて確認しました。
 ご承知の日本国民も少なくないだろうと考えますが、中国の武装船に日本の漁家の船が追いかけられるのは、先日の与那国漁協の瑞宝丸が初めてではありません。
 数年前から、八重山漁協の船を中心に、被害に遭っています。
 そのために、高級魚の漁獲を含めて屈指の好漁場である尖閣諸島の海で、ほとんど漁ができない実態がずっと続いています。

 今回初めてだったのは、あれほど執拗に、しかも日本の明白な領海内で追いかけ回し続けたこと、そして事案のあとに中国政府が「日本の漁民が中国の領海で不当な漁をした」と、真実とは真逆の談話をわざわざ世界に示したことです。


▼戦うべき課題のひとつひとつに、現場で連携すべきを連携しつつ、取り組んでいくほかありません。
 尖閣諸島をめぐって具体的な課題を総理に提起した護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) は、きのう25日の正午から、国会日程の合間を縫って、ふたたび消費税法案について執行部会を開き、詰めの協議をしました。
 もう何度目の協議か分からないぐらい、執行部会での議論を重ねてきました。
 きのうは、総会に諮るための土台をしっかりと固め直すことができました。
 総会でも、すでに消費税法案の議論を開始しています。まもなく、総会もふたたび開き、あらためて執行部の議論結果を示します。





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