公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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サディク・カーン新ロンドン市長の失敗(再掲載)

2017-03-22 20:18:17 | 意見スクラップ集


追捕2017.3.24
40人が負傷、四人死亡という非道なテロがロンドンで起きてしまった。英国国民自身が行ったテロとして自由意志を擁護して見過ごすとはならないだろう。イスラム教徒一般の問題にテロ対策の本質をずらしてトランプの選挙公約政策を差別主義に収斂させたがっていた反トランプムードの連中のなかの、とりわけ昨年の5月の時点でイスラム教徒を擁護してトランプを無知と切り捨てていた、イスラム教徒で初のサディク・カーン市長は、発言の礼儀を欠いていたこと、無知は自分の方であったことを早急にトランプ大統領に謝らなければならないだろう。政治家ならそうすべきだ。



(CNN)2016.05.17 Tue posted at 11:31 JST
米大統領選で共和党の指名を確実にした不動産王ドナルド・トランプ氏は16日のインタビューで、英ロンドンの新市長に就任したサディク・カーン氏が自分に対して「非常に失礼な発言」をしたとかみついた。キャメロン英首相に対しても、自分が大統領になった場合、良好な関係は築けないだろうと語った。
トランプ氏のインタビューは英テレビ局ITVの番組で放送された。英国ではこれまでのトランプ氏の発言に対してイスラム教徒が反発し、同氏の入国禁止を求める署名活動が巻き起こって議会でも審議。キャメロン首相は昨年12月、イスラム教徒の米入国を禁止するというトランプ氏の提案について「対立を招く馬鹿げた過ち」とこきおろしていた。
キャメロン首相のこの発言についてトランプ氏は、「私たちはあまりいい関係を持てそうにない」と述べ、「第1に私は馬鹿ではない。その逆だ。第2に私は対立を招く人間ではない。今の大統領と違って私は人を統一できる」と主張した。

イスラム教徒初のロンドン市長となったカーン氏は就任後間もなく、トランプ氏のイスラム教徒に関する見解を「無知」と切り捨てていた。
トランプ氏はこの発言に腹を立てたと述べ、「知能検査を受けようじゃないか」と応戦。カーン氏とは面識がなく「相手は私のことを何も知らない」と強調し、「あの発言は非常に失礼だった。あの発言のことは忘れない。非常に不愉快な発言だった」と繰り返した。
カーン氏の広報はトランプ氏の見解について「無知で対立を招き危険」と形容。「トランプ氏の発言は過激主義者の思うつぼにはまり、我々両国の安全を薄れさせる」と批判している。


この議論はトランプの勝ちだ。まさか暴言王に失礼と言われるとは、サディック・カーン側は予想してなかった。失礼はプロトコールだから一度謝らねばならない。しかも何が失礼かを決めるのはトランプだ。対立を招くと言いながら、既に対立が生じていることをあたかも無いかのように欺罔する発言は自己矛盾を導く。サディク・カーンは初めからしくじった。ISIL(ISIS)らが行っていることの真実を一緒に告発すべきだったのに。



追捕2017.3.24
英ロンドンの国会議事堂付近で22日発生した襲撃事件では、4人が死亡、約40人が負傷したと警察当局が明らかにした。襲撃犯とみられる男は射殺された。

英国家テロ対策警備室の責任者、マーク・ローリー氏は記者団に、警察当局は犯人がイスラム主義関連のテロに触発されたと疑っていると述べた。犯人の身元は特定できたと思うと語ったが、詳細は明らかにしなかった。

当局の発表によると、車がウェストミンスター橋の歩道に突っ込み、通行人3人が犠牲になったほか、警官1人が犯人の男に刃物で切りつけられて死亡した。

犯行の暴走車はその後、議会近くの柵に衝突。刃物を持った少なくとも男1人が攻撃を続け、議会への進入を試みた。男は警官を刺殺した後、射殺された。

仏当局者によると、負傷者には15─16歳のフランス人学生が含まれる。

事件を受け、議会は即時閉鎖された。事件発生時、議会内部にいたロイター記者たちは、大きな物音を聞いた後まもなくして、議事堂の敷地内でナイフを持った男と刺されて倒れている警察官を目撃した。

また、ロイターのカメラマンはウェストミンスター橋の上で少なくとも10人以上が負傷しているのを目撃した。撮影された写真には、地面に横たわる人々、なかには大量に出血している人たちやバスの下敷きになっている人が写っている。

英首相府報道官はメイ首相が無事であることを確認した。

メイ首相は犠牲者に哀悼の意を表明するとともに、攻撃を「異常で邪悪」と非難した。

「テロリストは、あらゆる国籍、宗教、文化を持つ人たちが、自由と民主主義、言論の自由という価値を称賛すべく集まっているわれわれの首都中心部で攻撃することを選んだ」とメイ首相は述べ、暴力でこうした価値を打倒しようとするいかなる試みも「失敗する運命にある」と語った。

今後、首相は政府の危機対応委員会を開催する

ロンドンのカーン市長は「われわれに危害を加え、生活を破壊しようとする者たちに対し、われわれは共に立ち向かう。ロンドン市民は決してテロを恐れない」と語った。市民と訪問者の安全を守るため、市内を警備する警官の数を増やすことを明らかにした。

米ホワイトハウスは、事件を受けてメイ首相とトランプ大統領が電話協議したことを明らかにした。そのなかでトランプ大統領は全面的な協力と支援を申し出たという。また、ティラーソン米国務長官は「恐ろしい暴力行為」と述べ、攻撃を非難した。

ドイツのメルケル首相と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も英国との連帯を表明した。

事件が発生した22日はベルギーの首都ブリュッセルで発生した同時攻撃の1周年目にあたる。


[ロイター]

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