ふるさとは遠(とお)きにありて思(おも)うもの
そして悲(かな)しくうたうもの
よしや
うらぶれて異土(いど)の乞食(かたい)となるとても
帰(かえ)るところにあるまじや
ひとり都(みやこ)のゆうぐれに
ふるさとおもい涙(なみだ)ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかえらばや
遠きみやこにかえらばや
すでに日本は遠きにありて思ふものそして悲しくうたふもの、よしやうらぶれて支那の奴隷になるとてもいつかは日本をここに取り戻し、豊旗雲を仰ぐべし
都砂漠のゆうぐれに遠き日本を思ひなみだぐむ
その心もて
遠き日本に帰らばや
遠き日本に帰らばや