[ヨハネスブルク 20日 ロイター] - 南アフリカの国営電力会社エスコムのアンドレ・ドゥ・ルイター最高経営責任者(CEO)は20日、記録的なステージ6の計画停電は22日夜のピーク時まで続くとの見方を示した。
老朽化した同社の石炭火力発電所は頻繁に故障している。
同社は19日、計画停電を最大6000メガワット(MW)の電力削減を求めるステージ6に引き上げた。多くの世帯で1日10時間の停電となる。
同CEOは記者会見で、23日までには段階的にステージ4に引き下げ、週末までにはステージ3にできると述べた。
また、発電のためのディーゼル購入に向け国庫の支援を受けていると明らかにした。大規模停電発生の可能性も否定した。
同社は今年に入り毎日停電を実施している。昨年は停電日数が過去最多だった。