平等の投票機会からなる民主的手続きがどのように保証されていようとも、支配層を変更しない、成り上がりを許さない方法はいくらでもある。一見公平で自由な社会であっても、あるところからは上には上がれない仕組みがこの世界には無数にある。
このような目に見えない成り上がりの壁の最高の形態が既存の最高権威を内側から乗っ取ってしまうという方法だ。実はこの方法は非常に古典的で、ほとんど誰にも気づかれること無く500年近く西欧で維持されている。歴史理解の手始めとしてその辺り自分で探してみるのがいいでしょう。
日本人はこれに耐えうる伝統的権威の形を持つ。それは天皇の権威。過去千年以上何度も権威乗っ取りの危機を回避している。天皇尊崇は信教ではなく人倫の頂点だから他の国の宗教権威や王権と違って中心がない。南北に分かれても中心的教義構造がないから崩れることがない。天皇は王ではないというところが全く異質であり西欧の王権主義からは全く理解できない。イエズス会は日本の政治構造をずいぶんと研究しているが、頂点にいるべき人物のうらびれた暮らしぶりから、天皇に権威がないと勘違いしていたようだ。この教訓は決して古い時代だから軽率にも見過ごされたということではない。イエズス会の戦略からみると全く理解できない精神構造が日本人だったに過ぎない。キリシタン大名と言われる世俗権威に取り憑きながら真剣に権威を簒奪しようと叛乱方法研究して、一部実行に移して(天草をはじめとする長崎の所領化)いたが、日本人を奴隷として30万人近く売り飛ばし活動資金源にしていたことが秀吉らにばれて追放されたのが俗にいう鎖国である。鎖国政策は伴天連禁止=日本国防衛と一体の政策であった。キリスト教を悪く言うののは教育タブーなのでだれもそのことを不思議に思っていないが、キリシタン大名は交易利益と引き換えに国土と国民を売り渡している極悪人であったことは疑いようもない。
ジョージ・ソロスが主催するオープン・ソサエティ・インスティテュート(Open Society Institute :ソロス財団)は現代に蘇った新興イエズス会といってもいい。奇しくも織田信長が生まれた年に結成された第一次イエズス会はいまも存在するし、すでにローマ法王の人事はこの黒法衣の権威の下にある。支配層を変更すること無く合議と投票による民主的手続きによる成り上がりを裏側から排除することに成功している。このように中心がひとつしか無い権威組織はいかに巨大でも裏口から容易に崩壊する。イスラム教徒とて同じことその崩壊を狙って放たれているのがイスラム国でありそのスポンサーであるカタール、サウジアラビア、CIA&モサド(「モサド」とはヘブライ語の「諜報及び特別工作」の略元諜報員のヴィクター・オストロフクキーによれば「世界中にはサヤン(協力者)がたくさんいる。サヤンとは、イスラエルの国民ではないものの、世界の各地に住んでいる純然たるユダヤ人で、モサドの協力者を意味する。ロンドンだけでも、活動している人が約2000名いるし、リストに載っている人が別に5000名いる。彼らは様々な役割を果たしている。」という屋さんだから覚えやすいね。アパート屋さんレンタル屋さんなどがあるらしい。)要員の援助と訓練を受けたスンニ過激派イラク人と世界中にいるリクルーター、それを操る国際主義者たちである。証拠は武器とその習熟に表れている。「刻印を調べた結果、「イスラム国」の戦闘員が持っていたカートリッジの製造元として特定されたのは21カ国に及んだ。この数字が意味するのは、「イスラム国」の戦闘員も、その敵対する反政府組織もさまざまな国から武器を調達している、という実態だ。しかも、各地域の政府側治安部隊の武器まで流れ込んでいることも分かった。」イスラム教徒でなくても新興イエズス会の跳梁跋扈を許してはいけない。
ソロス2
ソロス 1
非宗教的イエズス会が現代に蘇ったのが世に言う三百人委員会である。大きな意味でのソロスの仲間たちを紹介しておこう。出典はここ
・Kerry, John Forbes
・Abramovich, Roman Arkadyevich
・King, Mervyn
・Ackermann, Josef
・Kinnock, Glenys
・Adeane, Edward
・Kissinger, Henry(ヘンリー・キッシンジャー)
・Agius, Marcus Ambrose Paul
・Knight, Malcolm
・Ahtisaari, Martti Oiva Kalevi
・Koon, William H. II
・Akerson, Daniel
・Krugman, Paul
・Albert II of Belgium
・Kufuor, John
・Alexander - Crown Prince of Yugoslavia
・Lajolo, Giovanni
・Alexandra (Princess) - The Honourable Lady Ogilvy
・Lake, Anthony
・Alphonse, Louis - Duke of Anjou
・Lambert, Richard
・Amato, Giuliano
・Lamy, Pascal
・Anderson, Carl A.
・Landau, Jean-Pierre
・Andreotti, Giulio
・Laurence, Timothy James Hamilton
・Andrew (Prince) - Duke of York
・Leigh-Pemberton, James
・Anne - Princess Royal
・Leka, Crown Prince of Albania
・Anstee, Nick
・Leonard, Mark
・Ash, Timothy Garton
・Levene, Peter - Baron Levene of Portsoken
・Astor, William Waldorf ? 4th Viscount Astor
・Leviev, Lev
・August, Ernst - Prince of Hanover
・Levitt, Arthur
・Aven, Pyotr
・Levy, Michael - Baron Levy
・Balkenende, Jan Peter
・Lieberman, Joe
・Ballmer, Steve
・Livingston, Ian
・Balls, Ed
・Loong, Lee Hsien
・Barroso, Jose Manuel
・Lorenz (Prince) of Belgium, Archduke of Austria-Este
・Beatrix (Queen)(ベアトリクス王女)
・Louis-Dreyfus, Gerard
・Belka, Marek
・Mabel (Princess) of Orange-Nassau
・Bergsten, C. Fred
・Mandelson, Peter Benjamin
・Berlusconi, Silvio
・Manning, Sir David Geoffrey
・Bernake, Ben
・Margherita - Archduchess of Austria-Este
・Bernhard (Prince) of Lippe-Biesterfeld
・Margrethe II Denmark
・Bernstein, Nils
・Martinez, Guillermo Ortiz
・Berwick, Donald
・Mashkevitch, Alexander
・Bildt, Carl
・Massimo, Stefano (Prince) - Prince of Roccasecca dei Volsci
・Bischoff, Sir Winfried Franz Wilhen “Win”
・McDonough, William Joseph
・Blair, Tony
・McLarty, Mack
・Blankfein, Lloyd
・Mersch, Yves
・Blavatnik, Leonard
・Michael (Prince) of Kent
・Bloomberg, Michael(マイケル・ブルームバーグ)
・Michael of Romania
・Bolkestein, Frits
・Miliband, David
・Bolkiah, Hassanal
・Miliband, Ed
・Bonello, Michael C
・Mittal, Lakshmi
・Bonino, Emma
・Moreno, Glen
・Boren, David L.
・Moritz - Prince and Landgrave of Hesse-Kassel
・Borwin - Duke of Mecklenburg
・Murdoch, Rupert(ルパート・マードック)
・Bronfman, Charles Rosner
・Napoleon, Charles
・Bronfman, Edgar Jr.
・Nasser, Jacques
・Bruton, John
・Niblett, Robin
・Brzezinski, Zbigniew
・Nichols, Vincent
・Budenberg, Robin
・Nicolas, Adolfo
・Buffet, Warren(ウォーレン・バフェット)
・Noyer, Christian
・Bush, George HW(ジョージ・H・W・ブッシュ)
・Ofer, Sammy
・Cameron, David William Donald(デーヴィッド・キャメロン)
・Ogilvy, David - 13th Earl of Airlie
・Camilla - Duchess of Cornwall
・Ollila, Jorma Jaakko
・Cardoso, Fernando Henrique
・Oppenheimer, Nicky
・Carington, Peter - 6th Baron Carrington
・Osborne, George
・Carlos - Duke of Parma
・Oudea, Frederic
・Carlos, Juan - King of Spain
・Parker, Sir John
・Carney, Mark J.
・Patten, Chris
・Carroll, Cynthia
・Pebereau, Michel
・Caruana, Jaime
・Penny, Gareth
・Castell, Sir William
・Peres, Shimon
・Chan, Anson
・Philip (Prince) - Duke of Edinburgh
・Chan, Margaret
・Pio, Dom Duarte - Duke of Braganza
・Chan, Norman
・Pohl, Karl Otto
・Charles - Prince of Wales
・Powell, Colin
・Chartres, Richard
・Prokhorov, Mikhail
・Chiaie, Stefano Delle
・Quaden, Guy Baron
・Chipman, Dr John
・Rasmussen, Anders Fogh
・Chodiev, Patokh
・Ratzinger, Joseph Alois (Pope Benedict XVI)
・Christoph, Prince of Schleswig-Holstein
・Reuben, David
・Cicchitto, Fabrizio
・Reuben, Simon
・Clark, Wesley Kanne Sr. (General)
・Rhodes, William R. “Bill”
・Clarke, Kenneth
・Rice, Susan
・Clegg, Nick
・Richard (Prince) - Duke of Gloucester
・Clinton, Bill(ビル・クリントン)
・Rifkind, Sir Malcolm Leslie
・Cohen, Abby Joseph
・Ritblat, Sir John
・Cohen, Ronald
・Roach, Stephen S.
・Cohn, Gary D.
・Robinson, Mary
・Colonna, Marcantonio (di Paliano) - Prince and Duke of Paliano
・Rockefeller, David Jr.(デイヴィッド・ロックフェラー2世)
・Constantijn (Prince) of the Netherlands
・Rockefeller, David Sr.(デイヴィッド・ロックフェラー)
・Constantine II Greece
・Rockefeller, Nicholas(ニコラス・ロックフェラー)
・Cooksey, David
・Rodriguez, Javier Echevarria
・Cowen, Brian
・Rogoff, Kenneth Saul “Ken”
・Craven, Sir John
・Roth, Jean-Pierre
・Crockett, Andrew
・Rothschild, Jacob - 4th Baron Rothschild(ジェイコブ・ロスチャイルド)
・Dadush, Uri
・Rubenstein, David
・D’Aloisio, Tony
・Rubin, Robert(ロバート・ルービン)
・Darling, Alistair
・Ruspoli, Francesco - 10th Prince of Cerveteri
・Davies, Sir Howard
・Safra, Joseph
・Davignon, Etienne
・Safra, Moises
・Davis, David
・Sands, Peter A.
・De Rothschild, Benjamin
・Sarkozy, Nicolas(ニコラ・サルコジ)
・De Rothschild, David Rene James
・Sassoon, Isaac S.D.
・De Rothschild, Evelyn Robert
・Sassoon, James Meyer - Baron Sassoon
・De Rothschild, Leopold David
・Sawers, Sir Robert John
・Deiss, Joseph
・Scardino, Marjorie
・Deripaska, Oleg
・Schwab, Klaus
・Dobson, Michael
・Schwarzenberg, Karel
・Draghi, Mario
・Schwarzman, Stephen A.
・Du Plessis, Jan
・Shapiro, Sidney
・Dudley, William C.
・Sheinwald, Nigel
・Duisenberg, Wim
・Sigismund (Archduke) - Grand Duke of Tuscany
・Edward (Prince) - Duke of Kent
・Simeon of Saxe-Coburg and Gotha
・Edward (The Prince) - Earl of Wessex
・Snowe, Olympia
・Elkann, John
。Sofia (Queen) of Spain
・Emanuele, Vittorio - Prince of Naples, Crown Prince of Italy
・Soros, George
・Fabrizio (Prince) - Massimo-Brancaccio
・Specter, Arlen
・Feldstein, Martin Stuart “Marty”
・Stern, Ernest
・Festing, Matthew
・Stevenson, Dennis - Baron Stevenson of Coddenham
・Fillon, Francois
・Steyer, Tom
・Fischer, Heinz
・Stiglitz, Joseph E.
・Fischer, Joseph Martin
・Strauss-Kahn, Dominique
。Fischer, Stanley
・Straw, Jack
・FitzGerald, Niall
・Sutherland, Peter
・Franz, Duke of Bavaria
・Tanner, Mary
・Fridman, Mikhail
・Tedeschi, Ettore Gotti
・Friedrich, Georg - Prince of Prussia
・Thompson, Mark
・Friso (Prince) of Orange-Nassau
・Thomson, Dr. James A.
・Gates, Bill(ビル・ゲイツ)
・Tietmeyer, Hans
・Geidt, Christopher
・Trichet, Jean-Claude
・Geithner, Timothy
・Tucker, Paul
・Gibson-Smith, Dr Chris
・Van Rompuy, Herman
・Gorbachev, Mikhail
・Velez, Alvaro Uribe
・Gore, Al
・Verplaetse, Alfons Vicomte
・Gotlieb, Allan
・Villiger, Kaspar
・Green, Stephen
・Vladimirovna, Maria - Grand Duchess of Russia
・Greenspan, Alan
・Volcker, Paul
・Grosvenor, Gerald - 6th Duke of Westminster
・Von Habsburg, Otto
・Gurria, Jose Angel
・Waddaulah, Hassanal Bolkiah Mu’izzaddin
・Gustaf, Carl XVI of Sweden
・Walker, Sir David Alan
・Hague, William
・Wallenberg, Jacob
・Hampton, Sir Philip Roy
・Walsh, John
・Hans-Adam II - Prince of Liechtenstein
・Warburg, Max
・Harald V Norway
・Weber, Axel Alfred
・Harper, Stephen
・Weill, Michael David
・Heisbourg, Francois
・Wellink, Nout
・Henri - Grand Duke of Luxembourg
・Whitman, Marina von Neumann
・Hildebrand, Philipp
・Willem-Alexander - Prince of Orange
・Hills, Carla Anderson
・William (Prince) of Wales
・Holbrooke, Richard
・Williams, Dr Rowan
・Honohan, Patrick
・Williams, Shirley - Baroness Williams of Crosby
・Howard, Alan
・Wilson, David - Baron Wilson of Tillyorn
・Ibragimov, Alijan
・Wolfensohn, James David
・Ingves, Stefan Nils Magnus
・Wolin, Neal S.
・Isaacson, Walter
・Woolf, Harry - Baron Woolf
・Jacobs, Kenneth M.
・Woolsey, R. James Jr.
・Julius, DeAnne
・Worcester, Sir Robert Milton
・Juncker, Jean-Claude
・Wu, Sarah
・Kenen, Peter
・Zoellick, Robert Bruce
試しにリスト最後の人物ロバート・ゼーリック(世界銀行総裁2007〜2012)について見てみればこのリストの意味がよく分かる。この人物は否定的意味で日本にも深く関係する。第一次安倍内閣のとき何が起きたかは米中関係の変化を見ておけばわかる。ブッシュJ政権時代の2005年2月22日 – 2006年7月7日国務副長官時代
wiki『2005年1月7日、ゼーリックはジョージ・W・ブッシュ大統領から、国務省の実務を担当する国務副長官に指名され、2005年2月22日に就任した。当初は、国務次官をつとめていたジョン・ボルトンがその地位に就くはずだったが、国務長官に就任したコンドリーザ・ライスとソリが合わないことからゼーリックの名が浮上する。しかし、2005年5月25日、ニューヨーク・タイムズ紙は、ゼーリックが自らの劣勢に疑問を持っており、すぐにでも辞職する可能性があることを報じた。ゼーリックは、最低1年間国務副長官として役目を果たすことに同意したが、民間部門に戻るというゼーリックの願望は広く知られていた。ゼーリックの国務副長官就任は日本にとっては、前任のリチャード・アーミテージが築いた日米蜜月時代とは打って変わり、日米の間に隙間風を吹き込む。アーミテージ時代に設立された、次官級の「日米戦略対話」はゼーリックの在任時代、ただの一度も開かれておらず、他方、中国に対してはブッシュ政権1期目に掲げていた「戦略的競争相手」から打って変わり、「責任あるステーク・ホルダー(利害共有者)」という位置づけをしている。台湾に対する対応は日本以上に顕著なもので、陳水扁総統が国交を持つ中南米訪問の際には、給油のみを認め、米国国内での政治活動は一切認めなかったほどである。ちなみに一期目においては、陳総統はブッシュ大統領の地元であるテキサス州滞在を許されている。日米間で行われなかった戦略対話は米中間においては何度も行われている。そのため、ゼーリックの国務副長官就任が取り沙汰された際、日本の外交当局者や山本一太参議院議員などは彼に対する警戒感を示していた。』山本一太の懸念wikiの通り、ゼーリックはその行動を親中反日で貫いた。wiki『2016年3月2日、共和党の外交政策専門家60人が2016年大統領選挙で共和党から出馬している実業家ドナルド・トランプを批判する書簡を公表した。この書簡にはゼーリックのほかに、マイケル・チャートフ元国土安全保障長官やドブ・ザケイム元会計検査担当国防次官などが署名している。』
ローマ法王フランシスコは今月、カトリック教会で男性聖職者が修道女に対して性的虐待を行っていたことを認め、その一部は修道女を「性奴隷」にするものだったとして非難した。被害を訴えていたチリの元修道女らは、ローマ法王が問題を認めたことで救いになったと話す。2019/2/20
5世代前の日本人にとっては当たり前であった家柄の防衛や名誉の死は消え去ったと考えていい。現在の日本人が当たり前と思っている価値もなくなってしまえば二度と再生しない。しかし歴史は再び巧妙な侵略を正当化しようとしている。明治維新以来封印されてきた自力救済、幕府は享保期にはもう制度疲労が限界に来ていて、課税ベースを失い、人事権も失って、それでもただ権威だけで100年制度を引っ張り続けた。幕府の浮力も転覆も、家柄の防衛や名誉の死というものが精神的遺産としてあったからできたことだ。日本人に自力救済が再生を導く時が近づいている。何をもって日本を再生するか、官民の立場を超えた同族日本人という精神遺産=人倫の互恵によるしか無い。
ここに自力救済に目覚めた日本人の典型像がある。織田信長である。
ルイス・フロイスより
信長は尾張の国の三分の二の主君なる殿(織田信秀)の第二子であった。彼は天下を統治し始めた時には37歳ぐらいであったろう。彼は中くらい背丈で,華奢な体躯であり,髯(ひげ)は少なくはなはだ声は快調で,極度に戦(いくさ)を好み,軍事的修練にいそしみ,名誉心に富み,正義において厳格であった。彼は自らに加えられた侮辱に対して懲罰せずにはおかなかった。幾つかのことでは人情味と慈愛を示した。
彼の睡眠時間は短く早朝に起床した。貪欲ではなく,はなはだ決断を秘め,戦闘にきわめて老練で,非常に性急であり,激昂はするが,平素はそうでもなかった。彼はわずかしか,またほとんどまったく家臣の忠言には従わず,一同からきわめて畏敬されていた。
酒を飲まず,食を節し,人の取り扱いにはきわめて率直で,自らの見解に尊大であった。彼は,日本のすべての王侯を軽蔑し,下僚に対するように肩の上から彼らに話をした。そして,人々は彼に絶対君主に対するように服従した。彼は戦運が己れに背いても心気広闊,忍耐強かった。
彼は善き理性と明晰な判断力を有し,神および仏の一切の礼拝,尊崇,ならびにあるゆる異教的占卜や迷信的慣習の軽蔑者であった。形だけは当初法華宗に属しているような態度を示したが,顕位に就いて後は尊大にすべての偶像を見下げ,若干の点,禅宗の見解に従い,霊魂の不滅,来世の賞罰などはないと見なした。
彼は自邸においてきわめて清潔であり,自己のあるゆることをすこぶる丹念に仕上げ,対談の際,遷延することや,だらだらした前置きを嫌い,ごく卑賎の家来とも親しく話しをした。
彼が格別愛好したのは著名な茶の湯の器,良馬,刀剣,鷹狩りであり,目前で身分の高い者も低い者も裸体で相撲をとらせることをはなはだ好んだ。
彼は少しく憂鬱な面影を有し,困難な企てに着手するにあたっては,はなはだ大胆不敵で,万事において人々は彼の言葉に服従した。
A new meta-analysis of 11 studies finds evidence that, overall, sleep deprivation seems to cause a person to eat an average of 385 extra calories the next day. (For reference, there are about 380 calories in a medium French fries at McDonald’s, and generally people should aim to eat around 2,000 to 2,500 calories per day.)