人間がAIやDLを使いこなす時代から、全てを本当に大きな兄貴(ビッグ・ブラザー」は国民の愛と恐怖と尊敬を一身に集めるために作りだされた存在である)に任せる時代が始まろうとしているらしい。その頃には多分私は死んでいるが、人間の知的生産活動という特権は機械に置き換えられ、そのように人間が強制されるのではなく、喜んで機械の作った小説を読み、偽の創作ニュースを読み、偽の歴史に満足し、真実を知らないことが最高の幸せになる時代。機械の与えるアイド売るに萌える。それで喜びを感じる社会、極めて中世によく似た時代がそこにあるだろう。
ビッグ・ブラザー(偉大な兄弟とも、英語: Big Brother)とは、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に登場する架空の人物である。
目次
<label class="toctogglelabel" for="toctogglecheckbox"></label>概要
作中の全体主義国家「オセアニア」に、1984年時点で君臨する独裁者。オセアニアでは、社会を支配するエリート(党内局員)が権力を維持するために国民(党外局員およびプロレ)に対して独裁権力を振るっているが、「ビッグ・ブラザー」はエリートたちの頂点にいるとされる。
システムではあるが社会ではない資本主義だろう。現在主流のクレジットの連鎖という資本主義の生産拡大の限界、信用崩壊を超えるために、人類の生産性を加速する仕組、すなわち相対のΔ知の交換(取引 トランザクション)を通じて、知識の無限連鎖が生産性底上げを可能とする社会を超えた上部構造が今生まれている。
1. システムであるが社会ではない
2. 国家の集合であるがシステムではない
3. 世界政府
4. 新中世主義
5. 非歴史的選択肢
ヘドリー・ブル『国際社会論――アナーキカル・ソサイエティ』岩波書店, 2000年: 304-306, 317-330