公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

再掲載 原点移動という意識革命

2020-01-25 13:31:00 | ドラッカー
原点を移動すると象限が変わる。予測できないものが予測可能になれば、ビジネスが生まれ変わる。目的が明確になれば積極性が変わる。右上に原点が動くとビジネスは見えていたものが小さくなって苦しくなってくる。そういう時は大きく左下に動かしてみよう。
一度ゼロにして思考履歴に左右されない全体像を見ておこうと思う。

第一象限 プラス プラス 予測可能 手段資源有り 目的として現実的

第二象限 マイナス プラス 予測不能 目的として現実的

第三象限 マイナス マイナス 予測不能 目的として幻想的

第四象限 プラス マイナス 予測可能 目的として幻想的


第一と第二はビジネスの領域 第四は科学の夢 第三は芸術的インスピレーション
この全てが第一★第二象限に関わりを持つ。心の原点を移動することがインスピレーションのリセットになる。

ビジネスの源泉は幻想的 幻視的仮目的から生じる。こころの原点を移動するとは、リアリティを拡張するということに他ならず、リアリティの拡張は個別には感性の違いであるが、リアリティの本質を突き詰めると普遍的なリアリティの拡張とは数学と論理の拡張である。論理の拡張とは発見と飛躍の合理的展開である。

コントロールできない、資源の無い予測不能な目的とは感性的には不連続。数学的には非線形で離散的問題の集合から始まる。線形近似したりイデアルが見つかる場合に解が与えられるように、あるいはセル・オートマトン化可能な極限でリアルの見通しが立つことも期待できる。この原点移動の過程は苦しい。しかしその苦しさから逃れていては科学とビジネスの源泉に手が届かない。
原点移動の意味わかったかな?人生は原点移動の苦しみばかりの地獄と思えば、生きる意味を探せる。







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