菊池 謙二郎(きくち けんじろう、1867年2月23日(慶応3年1月19日) - 1945年(昭和20年)2月3日)は、日本の教育者、歴史研究者。号は仙湖。正岡子規、秋山真之、夏目漱石らとの交友、藤田東湖を中心とした水戸学の研究で知られ、衆議院議員も務めた。
橘 孝三郎(たちばな こうざぶろう、1893年〈明治26年〉3月18日 ‐ 1974年〈昭和49年〉3月30日)は、日本の政治活動家、農本主義思想家。農本ファシストであり、超国家主義者でもあった。(このまとめは表面的すぎる)
菊池謙二郎と橘孝三郎とは年齢がだいぶ離れている。この時代の四半世紀は大きな世代ギャップがある。橘孝三郎に「土に生きよ」と言ったその人である。政党政治に嫌気がさし、兄弟農場愛郷会(昭和四年)の農本主義に共鳴があった。まさに心を通わす茨城県立水戸中学校(現水戸第一高等学校)の師弟であることが「菊池謙二郎」を読むとよくわかる。菊池謙二郎は水中事件の主要関係者として言論弾圧の先例として重要な人物だが、
今では茨城県はおろか水戸の人でも記憶する人はいない。記憶している人でも、菊池には茨城県の頑迷さ橘には茨城県の5・15事件反権力的傾向を代表する天下の悪役、井伊大老暗殺、水戸天狗党事件を連想させるのである。
本当の教育があった時代