公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

山月記の音読が流行しているらしい

2019-02-14 18:47:52 | 今読んでる本

山月記といえば、李徴は1977年頃の私である。公務員試験とか世間のルールを知っていることが卑怯なことのように思っていた。行動を伴わない想像力は、何の意味も持たない。

人生に師は必要だが、師に従うべきではない。師は先に死ぬ。必ず別れが来る。先に別離が来ずとも師の肩に乗れば師よりも先が見える。なぜ世間のルールを知っていることが卑怯なことのように思っていたか、因果に対する抵抗だったのかもしれない。あるいは臆していただけか。

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