疑問1 小沢はすでに過去の人と言いながら、「小沢は追い詰められた」「新党は多難予想」と書く神経回路のつながり方(自己矛盾に気づかない口先評論)
疑問2 予算を6兆円も余らせておきながら、少子高齢化に福祉予算が毎年1兆円拡大続けるので増税は避けられないと繰り返す評論家には批判どころか質問一つできないこと。
疑問3 野田内閣の重要経済政策の一つがデフレ脱却なのに、藤井裕之税調会長は「今はデフレではないので」と分析して消費税などを増税(減税廃止、保険料負担増)をすすめることに教科書的疑問さえ挟まないこと。
疑問4 スクラム組んで政治家「言説のブレ」をさんざん批判してきたのに、自民党谷垣総裁の解散に追い込む攻めの武器である不信任案提出権が民自公3党合意で野田にボールが回り<消えた=停戦した>こと報道しないこと。
疑問5 期ズレ記載ごときの軽微な不正を裏政治資金隠しの証拠と言い換え、不起訴不当と煽りに煽り小沢=「政治とカネ」「田中派政治の申し子」「金権政治家」と個人攻撃を言い続けてきたのに、最近は小沢=「壊し屋」としか言わないこと。状況は変わらないにもかかわらず、係属中との理由から小沢裁判の趨勢に黒白をつけずにサラリと流し、裁判のきっかけとなった証拠偽造の大罪を犯した検察官が不起訴になっても偽造=「思い違い」で優しくスルーして許してしまうこと。
疑問6 政権交代が無いことが、自民党政治に緊張感を失わせた。と言い続けて自民党政治を終わらせた加担者であるにもかかわらず、政権交代が起こると政策の転換に抵抗する官僚支配に加担して「決められない政治」などという言葉を発明して改革のネガティブな印象を煽ること。そうすることでメディアがいつも客観的であるかのように自負している事。
疑問7 毎週金曜日に起きている市民の再稼働反対集会にも関わらず無視し続け、いざ大飯原発再稼働が野田ら4人の素人の判断で方向決定すると、客観的立場が必要であるかのように再稼働反対の首相官邸前集会の映像を流し始め己を欺瞞すること。
疑問8 特にテレビメディアは意図的にニュースとバラエティの境目を無くして、アンカーマンのいない無責任発言、放言流しの無見識制作(バラエティなら真実は二の次)になっているにも関わらず、毎週<わたしたちは視聴者の意見を聞いて反省しています>第三者検証であるかのような番組を誰も見てない早朝にやっている欺瞞。
疑問9 国民に節電を呼びかけながら、深夜放送は流し続ける無努力。1%も見ていない放送を公共の利益と言い続ける厚顔。
疑問10 民放の広告収益源が広告代理店大手2社に依存(枠買い独占)し、放送にも新聞(クロスメディア附則は削除)にも意向が反映、干渉されている状況にあっても、ただ単に自分の高給を維持したいがために、 放送法 第三条 「放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。」にもとづいて告発するプライドがない。