公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

スティーブ・バノンはアメリカの歴史の曲がり角が来ていると言う

2024-12-24 03:24:56 | 次期大統領の宣言
彼の言う通り、アメリカの歴史が変わるならば、世界が変わることを強制される。なぜならば、どのような代替が現れても基軸通貨は米ドルであり、アメリカ自らが米ドル使用をやめても、それらの通貨または仮想通貨の発行者は依然としてアメリカ政府だからだ。通貨は形態や変動や金利と言う表情を持っているが、最も重要なことは誰が発行しているかと言うことである。アメリカ政府が変われば、つまりこれまでの通貨経済政策(FRB・世界銀行・BIS)の何ものも過去から継承しないと言った瞬間にドルを持つ国は世界は変わることを強制される。基軸通貨は他のBRICSに代わると言う主張には欠点がある。それはアメリカが代わる時にトランジッション期間が避けられないと言うことで、ここでドルを投げ売りすると資産を一気に失うことになる。それゆえ初期のパニックを何もせずに通り過ぎた国が勝ち残る。

私たちは面白い時代に立ち会っている。
しかしながら米国の国債残高は大きすぎる。米国債はいずれ調整がなされる。
「偉大なアメリカの復活をスローガンにするトランプがこれを見過ごすはずはない。第一に軍事力は撤退することで、その競争価値が上がる。第二に金融信用は金とビットコイン、仮想通貨マイニングできるエネルギーの確保によって取り戻すことができる。ビットコインの上限は2100万枚とされるので、偉大なアメリカは現行ドルをやめて金とビットコインにペグした新通貨を発行するだろう。つまり債務(債権)の棒引きだ。もちろん既存米国債は非常に小さな単位のビットコインで決済交換されて大幅に減価するだろう、例えば1ドル1マイクロビットコイン9円ほど(今でもドルの本当の値段は91円、故にさらに下がる可能性もある)」

このようにして世界は変化を強制される。
それが起きてもBRICSは参加国ロシアと中国が統一国家にでもならない限り主役にはなれない、これまでの他のバスケット通貨の失敗の歴史を見れば明らかなことで、誰も富をバスケット通貨で測ろうとはしない。ユーロの失敗(ギリシャの破綻)を繰り返すだけである。

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