公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

長寿とコレステロールの議論

2010-10-22 07:38:36 | 日記
「コレステロール高めが長寿」に日医など猛反発
 日本医師会(日医)と日本医学会、日本動脈硬化学会は20日、東京都内で開かれた日医の定例記者会見で、「コレステロールは高めが長生き」とする日本脂質栄養学会作成の「長寿のためのコレステロールガイドライン(指針)」について、「科学的根拠に乏しい」と批判した。


 ついに医学会の大御所、高久文磨先生まで登場して日本脂質栄養学会作成ガイドラインに反対声明となる。

 患者の疾病リスクを因果律(病因論)で考えるか、総合寿命に貢献する栄養で考えるかと言う対立です。
 寿命から見れば体脂肪率は適度にあった方がいい。何故なら栄養状態の指標がコレステロールなのだ。
 しかし、疾病リスクの排除が個々の患者寿命に関係すると言う医療の立場ならコレステロールは下げた方がいいとなる。
 翻って栄養状態が極度に悪い集団が日本人に多いかと言うと、そうでは無いのだから、事実コレステロールの高い人は下げた方がいい。
 しかし低いほどいいのかという事にも科学的根拠が乏しい。

伊藤園が茶カテキン飲料の健康機能で攻勢、機能性胃腸症緩和を発表、体脂肪対策トクホも実現
伊藤園の中央研究所は、茶カテキン飲料が機能性胃腸症の自覚症状緩和に役立つことを、消化器医食会(代表幹事:中澤三郎・山下病院名誉院長)との共同研究で見いだした。都内で開かれている日本農芸化学会2010年度大会で2010年3月29日、伊藤園中央研究所で長らくカテキン機能性研究を率いてきた伊藤園の角田隆巳・生産本部担当部長が発表した。


 それでは栄養的にみて、コレステロール低め維持が健康な人の寿命にいいのかどうかはわからない。
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