現在行われている米韓軍事演習を考慮すると、北朝鮮の弾道ミサイル発射が近いうちにあっても全く不思議ではありません。
追補
防衛省によると、北朝鮮は午前7時9分ごろ、北朝鮮西岸から1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射。発射された弾道ミサイルは午前7時50分現在も飛翔(ひしょう)中で、朝鮮半島の東約550キロの日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に、同8時18分ごろ落下すると推定されるとしている。海上保安庁も船舶に注意を呼びかけている。
アメリカ空軍のRC-135Sコブラボール「GAMIN21」が嘉手納基地から発進し北東に向かっています。この偵察機は、弾道ミサイルの発射を観測・探知するためのものです。
RC-135は、アメリカ空軍の偵察機。愛称はRC-135U コンバット・セント、RC-135V/W リベットジョイント、RC-135S コブラボールのように型式ごとに異なる。C-135 ストラトリフター輸送機またはKC-135 ストラトタンカー空中給油機をベースとし、偵察・情報収集などの機能を組み込んだ機体である。ただし社内モデル番号は739と別のものが使われている。
新規に製造されたのはRC-135A/Bのみ。はじめは1964年に電子偵察機として改修されたが、その後信号収集機能や弾道ミサイル情報収集、弾道ミサイル実験の光学・電磁情報収集などの情報諜報機能を追加改修で装備し、同じ型式から他のそれぞれ違う形式に改修されたり、輸送機や空中給油機からの改修やその逆もあり、これら改修によって型番が複雑になっている。また、機体の任務性質上、機密性も高く、正確な情報を把握するのは困難でもある。
現在はオファット空軍基地所属の第55航空団にて、RC-135Sが3機、RC-135Uが2機、RC-135Vが8機、RC-135Wが9機、それぞれ運用されていると見られている。
日本国内では、KC-135の飛行隊が配備されている沖縄県のアメリカ軍嘉手納基地へ飛来し、北朝鮮の弾道ミサイルを監視する任務に就くこともある。
現用の偵察機各形式に対しては、エンジンをP&W社製のTF33からCFMインターナショナル社製のF108に換装するリエンジンプログラムが実施された。最初に換装されたのはV型(63-7292)で、他のS/U/V/W型も順次換装された。