公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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トランプが違法性移民を受け入れるまでfedは金利を上げ続けると言う予想

2018-02-11 22:28:37 | 経済指標(物流と金融)

ジム・ロジャーズは日本銀行のETF買いを異常な状態と言う。二年は弱気な株式相場が続くと見ている。fedが金利を十分にあげたらもう一度買いが株式相場に戻ると見ているらしい。fedにとって完全雇用に近いにもかかわらず金利が後追いする状態をどこかで抜こうと言う意欲がある。つまりfedは失業率の上昇兆しが出てくるまでは金利を上げる。なぜなら失業が十分にあるのが本来の資本主義と言うタカ派の黄金律があるからだ。ボルカーショックの本質を思い出してみれば良い。
『ボルカーの導入した引き締め政策によって、1979年10月にはニューヨーク株式市場は短期間のうちに10%を超える急落を見せた(ボルカー・ショック)。1979年に平均11.2%だったフェデラル・ファンド金利(政策金利)はボルカーによって引き上げられて 1981年には20%に達し、市中銀行のプライムレートも同年21.5%に達した。しかし、それと引き換えにGDPは3%以上減少し、産業稼働率は60%に低下、失業率は11%に跳ね上がった。特に、政策目標をマネーサプライに変更したことから、フェデラル・ファンド金利が乱高下することとなり経済の不確実性が高まったことが、不必要に経済状況を悪化させた。』ポール・アドルフ・ボルカー・ジュニア(英語: Paul Adolph Volcker、Jr.、1927年9月5日 - )は、アメリカ合衆国の経済学者。カーター、レーガン政権下(1979年 - 1987年)で第12代連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めた。
失業率を高めたことが彼の仕事だった。



基本的にfedが完全雇用を追い抜いたと市場が読み切るまでは弱気クマが続く。トランプが違法性移民を絞っているうちは就業希望者は増えず、失業率は上昇することがない。しばらくはfedとのにらみ合いになるだろう。アメリカの何が自然失業率なのかという綱の引っ張り合いは国の形そのものの違いを意味している。


自然失業率に非常によく似たものに、NAIRU(Non-Accelerating Inflation Rate of Unemployment、インフレ非加速的失業率)があり、両者は時に同一視される。NAIRUとはインフレ率を安定的に保つ失業率の閾値であり、失業率がNAIRUを下回るとインフレ率は上昇していくとされる。逆に述べると、インフレ率を上昇させ続けないという維持可能な経済において、もっとも雇用状態がいい場合の失業率がNAIRUである。長期均衡での失業率という概念的な面の強い自然失業率と異なり、NAIRUはただの閾値であり実際的な面が強い[Carl E. Walsh (1998), "The Natural Rate, NAIRU, and Monetary Policy," FRBSF Economic Letter]。
失業を構造的失業・摩擦的失業・循環的失業に分けた場合において、循環的失業が無い場合、すなわち構造的失業と摩擦的失業を足しあわせた分の失業率が自然失業率に当たる、とする場合がある。また、失業率が自然失業率に一致している時に完全雇用が達成されていると考えることがある。


大統領といえど、金利と通貨発行とエネルギーの共通の支配者国際金融独裁に従う僕である。いずれトランプも妥協する。

Speaking to Radio Sputnik, Jim Rogers offered his take on the market situation.

Sputnik: What are the reasons behind the falling stock market in the US?

Jim Rogers: Whenever people get surprised in the market they always have to come up with reasons. We never usually know the real reasons until weeks or months later. The real reason in my view is that the American stock market has been going up for over two years with no correction – not even a five percent correction. Normally markets correct ten percent all the time. This is a very overextended, overbought market, and so it was time for a correction. I can give you [other] reasons, but that's the real reason.

Sputnik: Is this the end of the stock market euphoria we've been witnessing since the beginning of the last year?

Jim Rogers: Central banks all over the world have been printing huge amounts of money and putting it into the markets. The Japanese Central Bank [for example] prints money every day and buys Japanese bonds and ETFs [exchange-traded funds]. This has never happened in world history. With a central bank buying all sorts of American stocks – this is going to end very, very badly when it ends.
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