公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

いつ降りる 今でしょ

2021-03-23 07:17:00 | 経済指標(物流と金融)
2兆ドル(約217兆円)規模に上るファクター投資の各所で今月、激しいリバランスが起こる可能性があるというJPM。6:4系投資信託(1月実施プラス)170億ドル、米国確定給付年金110億ドル、7:3系ノルウェー銀行SWF650億ドルの内220億ドルリバランス。5:5系世界最大の運用会社GPIF340億ドルのリバランス。合計32兆円米国株式売り圧力が近づく。債権買い。というJPMのレポートは顕微鏡レポート。大局観に遠い故に長期金利がおもちゃする可能性の方が注意。
 
「はたして出口はあるのだろうか」と言われ続ける日銀ETF買いの後始末はどうすべきだろうか?価格の変動を避けるためには売りを曖昧化するしか手段がないように思う。これはバルクの相対取引では結構難しい。規模が大きい上に買い手まで隠すことはできない。官製相場からどう降りるかと言われるが、細分化ディリバティブだろうか?買いは抑制し始めたが売りに答えがあればすでに売っているはずである。降りないのが答えということだ。
 
追補
2022年1月 簿価36兆円、時価52兆円ある。ディリバティブでも規模が大きくて膨らみすぎる。簿価で市場外で売るといえば手をあげる投資会社はあるのではないか?国益に反するが一挙にナショナルメーカーが安売りされる。昔の手法なら非連結の子会社に移転するという方法かな。そこで塩漬けか、子会社が資産を担保にファイナンスを駆使して、銘柄会社に低利融資する。返済の代わりに株式を時価で一部買い取ってもらう。これを繰り返しながら徐々に資産を減らしてゆく。日銀本体がやっても同じだけれども業務を分けた方がいい。

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