もし金曜日が米国最高値記録更新後の来週の月曜日だったら。構図が似ている1987年のブラックマンデーが再来するかもしれない。世界は危機には慣れてきたが、原油価格上昇の理由にサウジアラビア王室分裂クーデターが表面化するなど計算外のことには投資家が過剰に反応するだろう。意外にもUAEはイエメン イラン侵攻阻止に関して共同作戦からの撤退を決めた。サウジアラビア王室を見捨てる第一弾が動き始めた。
原油は生産在庫過剰にもかかわらず価格を上げている。リスクオンの雲行きが怪しいのだ。
Although crude prices have recovered by about 25% in London this year, at about $67 a barrel they remain considerably below last year’s peak. That’s a problem for Saudi Arabia and others in the OPEC cartel, who need higher price levels to cover government spending.
日経21685.9
2019/7/13 5:55
【ニューヨーク=後藤達也】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均が連日で史上最高値を更新した。終値は前日比243ドル高の2万7332ドル。10日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が7月の利下げを示唆して以降、積極的に株を買う動きが続いている。12日の市場では化学のダウや建設機械のキャタピラーなどの上昇が目立った。米中貿易摩擦などの影響で6月まで株価上昇が遅れていた銘柄への投資マネーの流入が増えている。12日は取引終了にかけて上昇幅を広げ、ダウ平均はこの日の高値圏で取引を終えた。
パウエルFRB議長が10日の議会証言で「経済の拡大を続けるために適切な措置をとる」と述べた。市場で確実視される7月の利下げをパウエル議長が追認したと投資家は受け止めた。市場では7月末に0.25%の利下げをするとの予想が多いが、0.50%の利下げを見込む投資家も出ている。
追補2019.7.13
《【AFP=時事】イランの小型艇が英国の超大型タンカーの通行を脅かしたことでペルシャ湾(Persian Gulf)の緊張が高まる中、英国は12日、同湾に2隻目の軍艦を派遣し、警戒レベルを引き上げたと発表した。》
追補7.14
《【ニューヨーク=上塚真由】ニューヨーク市中心部で13日午後7時(日本時間14日午前8時)ごろ、大規模な停電があった。米メディアによると、変圧器の火災が原因とみられる。停電が起きたのはマンハッタン島の西側の一部で、6万戸以上に影響が出たという。市当局が復旧を急いでいる。
停電の影響で地下鉄の一部路線が停止したほか、信号が止まり、警察官が出動して交通整理にあたった。建物のエレベーター停止も相次いだ。繁華街のタイムズスクエアの電飾が消えたほか、ミュージカル「ライオンキング」や「シカゴ」の公演も中止に。観光地のロックフェラーセンターでも街灯が消え、暗闇の中、携帯電話の明かりで道路を照らしながら家路を急ぐ人の姿がみられた。》
原油は生産在庫過剰にもかかわらず価格を上げている。リスクオンの雲行きが怪しいのだ。
Although crude prices have recovered by about 25% in London this year, at about $67 a barrel they remain considerably below last year’s peak. That’s a problem for Saudi Arabia and others in the OPEC cartel, who need higher price levels to cover government spending.
日経21685.9
2019/7/13 5:55
【ニューヨーク=後藤達也】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均が連日で史上最高値を更新した。終値は前日比243ドル高の2万7332ドル。10日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が7月の利下げを示唆して以降、積極的に株を買う動きが続いている。12日の市場では化学のダウや建設機械のキャタピラーなどの上昇が目立った。米中貿易摩擦などの影響で6月まで株価上昇が遅れていた銘柄への投資マネーの流入が増えている。12日は取引終了にかけて上昇幅を広げ、ダウ平均はこの日の高値圏で取引を終えた。
パウエルFRB議長が10日の議会証言で「経済の拡大を続けるために適切な措置をとる」と述べた。市場で確実視される7月の利下げをパウエル議長が追認したと投資家は受け止めた。市場では7月末に0.25%の利下げをするとの予想が多いが、0.50%の利下げを見込む投資家も出ている。
追補2019.7.13
《【AFP=時事】イランの小型艇が英国の超大型タンカーの通行を脅かしたことでペルシャ湾(Persian Gulf)の緊張が高まる中、英国は12日、同湾に2隻目の軍艦を派遣し、警戒レベルを引き上げたと発表した。》
追補7.14
《【ニューヨーク=上塚真由】ニューヨーク市中心部で13日午後7時(日本時間14日午前8時)ごろ、大規模な停電があった。米メディアによると、変圧器の火災が原因とみられる。停電が起きたのはマンハッタン島の西側の一部で、6万戸以上に影響が出たという。市当局が復旧を急いでいる。
停電の影響で地下鉄の一部路線が停止したほか、信号が止まり、警察官が出動して交通整理にあたった。建物のエレベーター停止も相次いだ。繁華街のタイムズスクエアの電飾が消えたほか、ミュージカル「ライオンキング」や「シカゴ」の公演も中止に。観光地のロックフェラーセンターでも街灯が消え、暗闇の中、携帯電話の明かりで道路を照らしながら家路を急ぐ人の姿がみられた。》
ヒルトン傘下へ
このホテルを買収することを夢見ていた大手ホテルチェーンのヒルトンホテルズ創始者コンラッド・ヒルトンは1949年にウォルドルフ=アストリアを手に入れた。その後はニューヨークのみならずアメリカを代表する高級ホテルとして君臨し、現在は、ヒルトンホテルズの旗艦ホテルとなっている。
2005年1月からは、ヒルトンホテルズの最上級クラスのホテルが「ウォルドルフ=アストリア・コレクション」と呼ばれるようになった。2007年には母体のヒルトンホテルズが投資ファンド運用会社ブラックストーン・グループに買収されたことにより、ウォルドルフ=アストリアも同グループの所有となったが、2013年に再び売りに出された。
中華人民共和国企業による買収
2014年10月、中華人民共和国の保険会社で鄧小平一族と繋がりを持つ政商の呉小暉(英語版)が経営する安邦保険集団(英語版)(2018年2月の呉小暉への訴追から中国共産党政府が完全に管理する事実上の国営企業となった)によって、100年間ヒルトンが運営に携わる条件の下、およそ19億5000万ドル(約2100億円)というホテルの売却ではアメリカ史上最高額で買収された。アメリカのメディアは1989年10月に当時バブル景気だった日本の三菱地所がロックフェラー・センターをおよそ8億4600万ドル(約1200億円)で買収した衝撃と比較した。
買収により大規模な改修を行なう予定であるが、その際に同国の諜報機関によって盗聴器が仕掛けられる可能性などが取りざたされ、アメリカ合衆国国務省は2015年以降は防諜を理由に利用しないことを発表した。2016年3月時点でも米国連大使の公邸だったが、2017年1月に米国連大使となったニッキー・ヘイリーが同じニューヨークの50 United Nations Plaza(英語版)を借り上げたことが報じられた。[北京 14日 ロイター] - 中国の安邦保険集団は14日、解散・清算の手続きを中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)に申請すると発表した。かつて積極的な企業買収で急成長した同社の歴史に幕を閉じることになる。
中国政府は一部の民間企業が大規模な合併・買収(M&A)を繰り返していた状況を受け、金融リスクを抑えるための取り組みの一環として2018年2月に安邦保険を公的管理下に置いた。
元会長の呉小暉氏は、詐欺や横領の罪で18年の禁錮刑を言い渡された。規制当局は呉氏の「違法な活動による損失を抑える」ため、安邦の保有する銀行や保険部門、海外のホテルなどの資産の売却を急いだ。
銀保監会は今年2月に安邦保険の管理を終了したと発表し、新設した受け皿会社「大家保険」が近く、戦略的投資家を迎える決定を下すとしていた。
15日がどうなるか。とりあえず株式は手仕舞いした。
Economics
Why A Longtime Bull Just Flipped Very Bearish On The Stock Market
By Joe Weisenthal and Tracy Alloway
2019年7月15日 17:00 JST
There's always bears out there predicting that the stock market will tank. But many of them aren't worth listening to because they're always saying the same thing, regardless of the market environment. What's interesting, though, is when a longtime bull changes his or her mind. On this week's Odd Lots podcast, we speak with Bloomberg's very own macro strategist Mark Cudmore. He's been consistently bullish and optimistic about the market and the economy since 2011. But, in the last several weeks, he's flipped his view and is now warning about a recession and a market tumble. On this episode, he explains his reasoning.この先は有料
Economics
Why A Longtime Bull Just Flipped Very Bearish On The Stock Market
By Joe Weisenthal and Tracy Alloway
2019年7月15日 17:00 JST
There's always bears out there predicting that the stock market will tank. But many of them aren't worth listening to because they're always saying the same thing, regardless of the market environment. What's interesting, though, is when a longtime bull changes his or her mind. On this week's Odd Lots podcast, we speak with Bloomberg's very own macro strategist Mark Cudmore. He's been consistently bullish and optimistic about the market and the economy since 2011. But, in the last several weeks, he's flipped his view and is now warning about a recession and a market tumble. On this episode, he explains his reasoning.この先は有料