阪神優勝🏆元気になって良かったね。
逆転
生命の哲学を理解して欲しいならばライプニッツの未完哲学である『単子論』は避けて通ることはできない。彼の関心は生命と論理の起源だった。
私の自論個人的信条、
思考の普遍性とその個別の構造を思弁をもって測定することの統合が哲学であるという意味で、つまり《概念的に把握する》「精神現象学」までのヘーゲルのメモは哲学者であるが、問いの構造を思弁によって測定しなかったヘーゲルはあまりに中途半端である。問いは目的地としての結論を措定している場合にのみその構造を《概念的に把握する》ことができる。
その先のヘーゲル講義とその弟子のまとめは思考の上昇を疑わなかった神秘主義にすぎない。この神秘主義に西欧の伝統的言語体系と不可分の価値観である《必然の認識を正義=権利と定義する 》動機を結合して人間の歴史的発展を正義原理主義的に解釈したのがマルクス主義である。マルクスもまたシェリングに学ぶ学生だった。『収奪者が収奪される』という有名な歴史予言的結論はこの必然の認識を選民に与えられた正義とする論理の飛躍が破たんとなって表出している。