予告どおりその2をアップしてみた。これも現在進行中なのでこの先もここの記載は変わる。前に紹介したヘドリー・ブルのこの先の社会の分岐から見ると知識の消費が資本である社会は非常に分権的である行為を前提に規制が逓減される。3、4、5は論外となってくる。
もっとも親和性がありそうなのは、
システムではあるが社会ではない資本主義だろう。現在主流のクレジットの連鎖という資本主義の生産拡大の限界、信用崩壊を超えるために、人類の生産性を加速する仕組、すなわち相対のΔ知の交換(取引 トランザクション)を通じて、知識の無限連鎖が生産性底上げを可能とする社会を超えた上部構造が今生まれている。
1. システムであるが社会ではない
2. 国家の集合であるがシステムではない
3. 世界政府
4. 新中世主義
5. 非歴史的選択肢
ヘドリー・ブル『国際社会論――アナーキカル・ソサイエティ』岩波書店, 2000年: 304-306, 317-330