公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

今読んでる『皇帝フリードリヒ二世の生涯』塩野七海

2019-03-29 11:06:54 | 今読んでる本

マグナカルタの時代に興味があってこれを読んでる。君主押し込めも起源は金の問題だった。



《これ以後は王といえども諸侯の同意がないかぎり 、税金を上げることも新税を立ち上げることもできないと明記した項目である 。 「デモクラシ ーへの第一歩 」もカネの問題から始まったことになるが 、税金とはかくも重要な政治であることも教えてくれている 。なにしろ 、 「獅子心王 」 ( L i o n h e a r t )の敬称づきで呼ばれたのはリチャ ードだったが 、その弟ジョンにつけられた綽名は 「失地王 」 ( L a c k l a n d )である 。あの時期の英国の王位にあったのが 「失地王 」でなければ 、「市民の権利を支配者に認めさせた記念すべき成果 」の実現も 、もっと先のことになっていたかもしれないのだった 。ブ ーヴィーヌの戦闘が行われたのは 、一二一四年の七月二十七日 。 「マグナ ・カルタ 」が調印されたのは 、一二一五年の六月十五日 。失意のうちにジョンが死んだのは 、一二一六年の十月十八日 。》


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