1997年当時米国大統領はビル・クリントン大統領。クリントンは1998年『台湾の独立を認めず、中国と台湾は別々だという発想も認めず、台湾が国家として国際機関に加盟することも認めない』『3つのノー』発表した。明らかにキッシンジャーの指導する米国はスーパーパワー中国育成に舵を切った。
1999年アメリカの大統領はビル・クリントン、イギリスの首相はトニー・ブレア、カナダの首相はジャン・クレティエン、ドイツの首相はゲアハルト・シュレーダー、イタリアの首相はマッシモ・ダレマ(1996年社会主義インターナショナルの副議長)
キッシンジャーはプーチンに第三次大戦(グローバルウォー)の警告を出していた。という噂が出回っているが、噂であっても戦争の煙が見える前に匂いがしてくるのが世界情勢であろう。プーチンに聞かせるということは北朝鮮に聞かせる魔業を前提にしている。まずこのような噂を流して得する人々とキッシンジャーの臭い(魔業の体臭)のことを考えてみよう。
核戦争になれば短期間で終わることを注意しておけば良い。とキッシンジャーは言うことだろう。一旦の全ての暴落があり、続く資源原油価格の高騰でシェール稼働が伸びる。各国の食糧確保で穀物メジャーが得をする。エネルギーと食糧、スーパーパワーの多極化はキッシンジャーの魔業のテーマであり、中国の弱点でもある。今年の寒波は石炭の都市部移動にさえ破綻していた。だからこそキッシンジャーは誰もやりたくない戦争が避けられないことをロシアに耳打ちしたのかもしれない。
どれほどの危機かは、モルディブを債権トラップでもぎ取ろうとしている中国の姿を見ればよくわかるだろう。これが戦争の匂い。エネルギーの限界がこの国の生存存続の限界を決める。なぜなら同国上水システムが人口容量の限界に近づいている。中国の上水道の水源CODは20以下が合格、日本の基準の7倍汚れている。下水処理電力を日本並みに整備した場合、約300億トンの都市部下水処理に150億kWhの電力消費に達する。中国の消費電力5兆6000億kWh。直近の5ヶ年計画でも全土で4.9億kWしかない。国土が広いから都市生活時間が経過するほど取水水源が汚れる構造が中国にはある。つまり電力の切れ目がこの国の安全な水の切れ目。
煙りが見えるころにはペルシャ湾石油争奪ゲームが始まっている。カオスだから予想に意味はない。問題の焦点は、湾岸も半島も同じ。先制攻撃が有利か否かそれだけである。
思い起こせば、この世界大戦の危機の根は1997年のコソボ危機に始まる。つまりロシア革命以来の暴力によるインターナショナリズムを復活させた麻薬系CIAの謀略に始まる。
1997年は世界情勢を思い出して見る価値のある1年である。ジョージ・ソロスが仕掛けたとマハティールの言うアジア通貨危機も1997年だった。1日で20円も円高になり、繰り延べや回収不能な債権の山、それで日本の優良銀行が潰れた。中国よりも経済的発展が著しかったマレーシアもインドネシアもアジア通貨危機の影響がなかった中国の草刈り場になる。日本の経済力を押し戻す攻勢が同時に始まった。
President Putin held a private meeting on Wednesday with former US Secretary of State Henry Kissinger which the Kremlin say involved the American statesman warning Putin that the “ancient death cult” currently in control of the United States and the West “cannot be stopped”, and that a global war is almost set to become a reality.
【1月26日 AFP】米外交政策の重鎮ヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger)元国務長官(94)が25日、米上院の公聴会で証言し、北朝鮮が世界の安全保障に対する最も差し迫った脅威で、同国の非核化が米外交政策の「欠かせない」達成目標だと強調した。
キッシンジャー氏は、北朝鮮の核開発を阻止することができなければ、アジアで新たな軍拡競争が起きる恐れがあると指摘。軍事衝突に突き進むことには警鐘を鳴らしたものの、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権への圧力については支持した。
公聴会には、リチャード・アーミテージ(Richard Armitage)*元国務副長官(72)やジョージ・シュルツ(George Shultz)元国務長官(97)ら外交政策の重鎮が出席した。
アーミテージ氏は、「残念なことに米国の外交政策は一貫性が欠如しており、米国の世界での役割について不透明感が出ている」と述べ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権による国際的な脅威への対応を非難した。
一方、シュルツ氏は、テクノロジーの利用で兵器が小型化・自動化すれば大混乱を引き起こしかねないと述べた。
公聴会では、この他に核の拡散や中国の独裁体制、ロシアの米大統領選への介入などについても証言が行われた。(c)AFP/Michael Mathes
コソボの危機的状況は1997年12月に急に上昇した。1998年の連合軍投入は当時はあまりに唐突で普通のニュースを見ていては理解できないできごとだった。現在の世界混迷の雛型となった1997年の進軍動機を振り返ってみる。
『KLAがバルカン・ルートと呼ばれるヨーロッパへの最大のへロイン密輸ルートを支配しているのは関係者の間でよく知られた事実だが、(1999年6月)Kfor進駐後、コソボは麻薬密輸人の天国となりつつあるという報告もなされている。もちろん、Kforはそれについてなんの対策もとっていない。』1999年アメリカの大統領はビル・クリントン、イギリスの首相はトニー・ブレア、カナダの首相はジャン・クレティエン、ドイツの首相はゲアハルト・シュレーダー、イタリアの首相はマッシモ・ダレマ(1996年社会主義インターナショナルの副議長)であった。
kla
Kosovo liberation army コソボ解放軍
Kfor
KFOR(Kosovo Force, コソボ治安維持部隊)は1999年6月10日に採択された国連安保理決議1244に基づき、北大西洋条約機構(NATO)指揮の下、当時ユーゴスラビア連邦共和国のセルビア共和国(2008年にセルビア共和国として独立)統治下にあったコソボ・メトヒヤ自治州(2008年2月17日にコソボ共和国として独立を宣言)において治安維持を行う国際安全保障部隊である。同決議に基づき暫定行政を行う民生部門は国際連合コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)という。
このKLAがコソボにできるのが1997年。実はその前から独立運動系のKLAがあるが、1997年からのKLAは全く別の指揮系統で動いていたという証言がある。コソボ国外に離散したアルバニア人ディアスポラから資金援助を受けていたと考えられている(Tim Judah (1999年8月12日). “Kosovo: Peace Now”. kosovo.net, originally from b92.net. ) との証言もある。このアルバニア人ネットワークが同時に欧州麻薬ネットワークに重なっている。戦争の動機は麻薬ルートの(スイスには冷戦時代からコソボ移民・難民が流れ込んでいたが、長い間「目に見えない」1990年代になってようやく日の当たる47番目の州的存在)奪取、これにあった。それは誰の動機だったのか?
注目すべきは1997年という年だ。私はこの年を境にしてアングロ・アメリカの世界戦略の司令部CFRが内部分裂(対応する国務省が同時に)したと考えている。つまりそれを受けてCIAの戦略方針に分裂が起こった。ローマであれば大シスマである。
この後現代の大シスマには、独自の資金源である麻薬ヘロイン及びオピオイド及び覚醒剤の密輸ルートを中国と北朝鮮を秘密の製造供給者として世界中にばらまいてかつ集金する資金システムを独立して確保した国務省系CIA(当時のネオコン)と旧来の行政機関である官僚CIAの分裂があったのだろう。その影響でこの年は大きなイベントと妙な事件が多発している。橋本改造内閣時1997〜1998年に北海道拓殖銀行(拓銀の破綻の本当の原因はある宝飾品業者のダイアモンド購買力を削ぐためメインバンク拓銀を狙った。小型ダイヤの約80%はイスラエル製であり、イスラエルの対日輸出の大部分も加工ダイヤだった)、三洋証券、山一證券などが経営破綻に追い込まれて金融不安が発生している。韓国は通貨危機に。7月には香港が返還された。明らかにこの年を境に米国の東アジア&中国戦略は変わる。日本政治の裏支配者だった竹下登は1999年4月入院を境に世間から隠れて(隠れ家*の仕業?)2000年6月19日死亡が発表された。入院先が北里研究所病院というのも奇妙だった。
時は第二次橋本内閣のころ、1996年から翌年にかけてペルー大使館人質事件が起きた。日本はペルーの地下資源には手を出すなと言うメッセージだったのだろう。なんと強行英雄のフジモリ大統領も同時に追放されてしまった。
朝鮮半島では親北朝鮮の金大中が大統領になり、
日本は山口組の死期が近いと言われていた宅見若頭が新神戸駅そばのホテルで暗殺され、
ダイアナ妃がパリで自動車事故で死ぬ。
独りで逡巡する日々が続いたが、五代目は相変わらず毎日、電話をかけてくる。
「まだか? 後のことは心配せんでもええ。はよ……」
悩んでいても仕方ないので、私は側近で中野会副会長の弘田憲二(弘田組組長)らを呼び出して、相談することにした。
「ええっ? 宅見のガキを殺(ヤ)れと? あれはもう肝臓ボロボロなんでっしゃろ? ほっといても死にますやろ?」
弘田らはとても驚いていた。
「そうは言うても、コレがな……」
私は親指を立てた。「親分」という意味である。弘田は黙り込んだ。
1997年はおかしな年だった
フライデーから懲役太郎こと中野太郎の証言引用
翌年1998年に金正日が最高指導者(国防委員長)に就任するが、このタイミングはすでに親を殺(あや)めて全権世襲していたはずの正日であり、CIAの分裂を反映して、麻薬派CIAにより作られた就任セレモニーではないだろうかと勘ぐっている。
世界が発狂していた1997年以降の一連の事象である。特にアジアと日本にはかなり凶暴な手段で政権が連続的に破壊され、政治的原因のすべては橋本のスタンドプレー(米国債売却発言)という印象操作が行われた。
当時の米国大統領はビル・クリントン大統領。クリントンは1998年『台湾の独立を認めず、中国と台湾は別々だという発想も認めず、台湾が国家として国際機関に加盟することも認めない』『3つのノー』発表した。明らかにキッシンジャーの指導する米国はスーパーパワー中国育成に舵を切った。クリントン大統領時代、中国には米国から一流の宇宙技術と核弾頭小型化技術が流れ出した。これが魔業である。誰にも反対させず、自分は隠れている。何よりキッシンジャーは祖国を持たず愛国的ではない。その意味でネオコンとキッシンジャーは違っている。それに比べれば隠れ家はまだ愛国的である。
1997年7月に香港が返還され、おそらくはCIAが後のネオコン国務省人脈と既存の日米関係を維持するペンタゴンに分裂した年。911を仕組んだ奴らネオコン、急進国際金融独裁派がペンタゴンを標的にした意味を考えてみれば良い。内戦を恐れずに暗殺と暴力で課題解決する国際主義による宣戦布告の年が1997年。
だから私は日本におけるCIAの汚れ仕事を担っていた山口組の活動資金金庫番である宅見若頭が殺されたのだと見ている。資金の流れを分裂させるためには受け手側旧エージェントは邪魔になったので消した。そして山口組は分裂。今は誰がハンドルしているかといえば、いつでも日本銀行の金庫を開けられる人物が直接にこの日本で資金を刷っている。全ての資金は国内で新札製造されているから、どんなに工作資金をばらまいても外患誘致の尻尾は掴まれない。完成した政治支配とはシニョリッジを奪い取ることだ。
さらに20年経って、今核兵器とミサイル技術が北朝鮮に移転した。キッシンジャーの目指していた米国一極支配ではない多極世界がやっと一部実現した。しかし国務省の麻薬系CIAが北朝鮮に担わせた中国牽制の役割はキッシンジャーの意図を超えてしまった、米国はまた中国で失敗している。
ヘンリー・キッシンジャー元国務長官が国務長官への指名をトランプに大統領に提案したとされる。今も「一つの中国」政策支持者である第69代アメリカ合衆国国務長官レックス・ティラーソンと第48代アメリカ合衆国副大統領マイク・ペンスとの北朝鮮に対するスタンスが異なっている最も深い理由が米国の分裂だろう。トランプも言及を避けるようになった一つの中国否定論。これを取り除かない限り覇権国家中国は止まらない。
『「われわれの最高尊厳と体制を冒瀆(ぼうとく)する者は誰であれ、どこに居ようと探し出して無慈悲に懲罰する」と強調。「ペンスのような人間のくずを従えるトランプ(米大統領)も知るべきだ」と訴え、「我々は米国との対話を哀願しない。米国は愚かな悪態の代価を支払う」と強調した。』北朝鮮
つまりティラーソンは親中国派キッシンジャーの影響下にあり、米国に届くICBM以外の北朝鮮の核保有を容認しようとしている。日本人にとっては許しがたい裏切りだが、選択肢が直接攻撃を避けるのならばそうなるだろう。1994年の金日成主席の死の前の軽水炉合意1993年から準備された北朝鮮を武装して中国を支配するという親中国派(大ボスであるキッシンジャーの)戦略は、金泳三政権時代の足踏みがあったが、着実に実現(クリントンは北朝鮮の核開発を目隠しして世界を騙した)されて現在の北朝鮮政権容認に至っている。日本政府を裏切るくらい田中角榮の裏切りの怒りを死ぬまで抱えるキッシンジャーにはどうという事はない。
キッシンジャーの本当の狙い。それは北朝鮮の核と瀋陽軍区の反乱分子を使って北京をミサイル射程に入れて中国政権を金と暴力で牽制コントロールすることと、エネルギー支配の両取得。容易な石油資源で世界を操って核融合発電開発を遅らせることにある。核武装容認作戦が麻薬派CIA本当の狙いだろう。軍事資金は日本人の覚せい剤中毒患者が払ってくれる。独自の完璧な謀略のエコシステムが出来上がった。さらに次の段階は正式に融資することができるホンモノの金を刷るところまできた。日本はそういう意味で終っているが、金に転ばない愛国者が変えつつある。
山口組だけが犠牲になったわけではない、DS=大蔵省も傷ついた。
第一勧業銀行総会屋利益供与事件における、大蔵省の検査の甘さが総会屋への焦げ付き融資拡大になった問題が浮上したことがきっかけで、東京地方検察庁特別捜査部は捜査を開始。特捜部は過去の強制捜査や任意提出で都市銀行、長期信用銀行、大手証券会社などから業務日誌や接待伝票を把握した。
- 1998年1月18日、東京地検特捜部は日本道路公団の外債発行幹事証券会社の選定に際し、野村證券から贈賄があったとして、公団経理担当理事(大蔵省OB)と、野村證券の元副社長らを贈収賄の容疑で逮捕[1]。
- 1月26日、東京地検特捜部はあさひ銀行・第一勧業銀行・三和銀行・北海道拓殖銀行から贈賄を受け検査日程を漏らしていたとして、大蔵省検査官2名を逮捕[2][1]。
- 3月5日、東京地検特捜部は、大蔵官僚2名を野村証券への収賄容疑にて逮捕[3]。
- 3月11日、東京地検特捜部は日本興業銀行・三和銀行から収賄を受け機密情報を流出させたとして、日本銀行証券課長を逮捕[3]。
- 4月27日、大蔵省は民間金融機関に関する内部調査の結果を公表し、銀行局審議官の杉井孝を停職、証券局長の長野庬士らを減給とする等、計112人(停職1人・減給17人・戒告14人、訓告22人、文書厳重注意33人、口頭厳重注意25人)に対する処分を行った。
関係者一覧
- 逮捕
- 自殺
- 辞任
しかしキッシンジャーの構想の外である米国内はまだ対立している。しかも北朝鮮は意図を超えて一線を超えた。これら魔業の全ての種を撒いてきたキッシンジャーの最期のプーチンへのお願いは地位低迷する米国とトランプをよろしくということだろう。どうしてプーチンを信頼しているのか?「きちんとした人間は情報機関から始める」キッシンジャーが初対面のとき最初にプーチンに語った言葉だ。噂は納得できる。本物のプーチンは死んでいると妻は言っておるが。。習近平も本物かどうか知る人はキッシンジャーぐらいではないか。
China proposes removal of two-term limit, potentially paving way for President Xi Jinping to stay on
三色スーパーパワーゲームは(戦略核を持たない日本と欧州は除く)同等程度に覇権を持ち、ロシア→米国→中国と支援して、中国→米国→ロシアと牽制し、ロシアは欧州を牽制し欧州は中国を支援する。日本は潰して無視するのがキッシンジャーの夢。彼は三色スーパーパワー相互の三つ巴で世界が安定するのを信じている諸葛孔明のような爺。ただし歴史は成功事例を残していない。麻薬系CIAは古い死のカルト教団に牛耳られ、中国は米国と欧州から支援を受けて大きくなりすぎている。キッシンジャーの魔業はこれには止まらないくらい巨大だが、原理は破壊し尽くした後に投資して支配する。