ウィリアム王子、王位継承の最終準備開始
ウィリアム王子、予定より早く王位継承へ チャールズ国王が健康危機に直面
By ウェブデスク 2024年10月17日
ウィリアム王子は、英国王位に就くための最終準備を始めている。
10月18日(金)に英国を発ち、オーストラリアに向かう予定の国王チャールズ3世が、長男ウィリアムに王室での運命的な役割に備えるよう指示を出したと報じられている。
チャールズ国王が王室の職務を遂行する一方で健康危機に直面しているため、プリンス・オブ・ウェールズは予想よりも早く王位を継承することになっている。
75歳の国王は、1週間のツアーは大仕事であり、万全の体調で臨みたいため、体力を維持するためにペースを落とすようアドバイスされている。
王室記者のトム・サイクスは、『デイリー・ビースト』紙の最近のインタビューで、君主制の将来についての考えや知識をこう語っている: 国王の健康状態がこれ以上のリスクを冒すことを許さないため、「行政権力と影響力はすでにウィリアムの方に流れている」。
ウィリアムとケイトは、この大きな権力シフトに気づいていると言われている。 王室の専門家コンチャ・カレハは最近、『フィエスタ』の番組で、ウィリアム一家の支配権交代がこれまで以上に近づいていると主張した。
「王位交代は加速する。 公式発表はないでしょうが、ハリー王子がロイヤルファミリーの職務に復帰することにも関わってきます」と彼女は語った。
国王は王政に奉仕している時間を最大限に活用し、余生を病院で過ごすのではなく、前向きな遺産を残すことを目指している。
しかし、王室のコメンテーターの中には、国王は非常に順調に回復しており、だからこそ医療チームが化学療法の休養を許可したのだと考える者もいる。 しかしカレジャは、実際は「重病」であり、数日の問題であることを知っていると主張している。
一方、ハリーが現役王族として復帰する可能性も浮上しているが、情報筋によれば、それにはメーガン・マークルが王族に復帰してはならないという注意事項があるという。 この条件によって、公爵の最近の単独海外旅行が説明できると伝えられている。
「軍隊には3種ある」
第一は古代ローマのような 規律ある軍団、勇猛で一貫している軍団
第二はガリア軍のような 緒戦勇猛型、規律が無い軍団
第三は現代(16世紀)のイタリア軍のような 勇猛心も規律も無い。無駄な軍団
マキャヴェッリ
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なぜ現代(16世紀)のイタリア軍状態に共同体が陥るのかという事についてマキャヴェッリは次のように述べている。
つまり、軍に限らず、危機のときに力量のある人物は評価されるが、平時には疎んじられる。
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「二重に屈辱を与えられる事になる。第一に力量に相応した活躍の場が与えられないこと。第二に自分より劣った人々がのさばるのを静観していなければならないと言う屈辱である。
このことは共同体にとりこの上なく有害であり、共同体自体の衰退につながる。」
マキャヴェッリ
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「企業の最大の課題は、社会的な正統性の確立、すなわち価値、使命、ビジョンの確立である。他の機能はすべてアウトソーシングできる。」
ドラッカー
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「勝ち戦より、多くの撤退戦を経験し、今生き残っていることを褒めてもらいたい」
孫正義ソフトバンク社長
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軍団の規律喪失は企業で言えば、使命と目的を裏付ける価値観の喪失である。
企業の草創期には価値観と使命感が満ちているが、つねに増収増益で勝ち続ける会社はない。事業の安定期に入り、事業の勝ち負け、好不況により少しでも成長ビジョンに疑いが生じると、創業者を棚に上げ、マキャヴェッリの指摘するような力量ある人物に対して二重の屈辱が始まる。すなわち事業で当面、市中金利以上の利益が出ていれば、積み上げた収益は新分野の投資ではなく中途半端な自社ビルの建設で銀行に担保評価されようとする。
安定期に入ると草創期を忘れ、間接金融との関係を押さえる事が事業継続に肝要と言ってのさばる重役が現れる。そのときには危機にあって舵を取る人物は中心にはいない。それでも会社の中に抱えている事が出来ればまだ救いがある。呼び戻す事ができればまだ可能性がある。企業はどんなに順調でも自動運転は出来ない。企業は目的と手段の価値体系であって、アウトソーシングすべきものを間違えると企業自体が手段=自動運転になってしまう。