四年前の記事
以上
そして今回は前回ほどの結果は出せなかったが、弱くなったわけではないと信じたい。
随分前になるがイザヤ・ベンダサンという仮名で日本人社会を日本教という宗教であると書いた山本七平という人がいた。
以下この本の冒頭引用
死後すでに二十五年を超えているのに、いまも山本七平の言葉は日本人のなかに生き続けている。 「日本人は空気でものごとを決めてしまう」 「日本人は水と安全は無料だと思っている」 「日本人は全員一致にこだわる」 「日本人は契約ではなく話し合いで仕事をする」 「日本人の宗教は日本教だ」
これらの見識がいわば正しい日本人論の空気のようになって評論を支配していた時代は日本保守党の登場で終わった。日本を豊かに強く。
『バートランド・ラッセルの言う世界の死とは、恐れに対する恐れが最初の恐れを増幅する結果、既存の自由主義的価値観ではひどく見通しのきかない世界、<恐れの罠>アインシュタインの言う世界の終わりとは<安逸心の罠>である。この2つの罠の運動の組み合わせが、予測不能な混沌世界を招来する。現在の精神状況は疫病や神罰を畏れるあまり聖典以外と偽説となる中世の精神状況と同値である。』
世界は二つの罠に囲まれて抵抗心を失っていった。豊かになれば、強くなくてもいいと思ってしまったのが戦後日本人。
こんな人の活躍こそが新しい日本人。今夜はAMEBA TVで単身テロリスト擁護者と戦うらしい。